新入園児さん達が一生懸命泣き、気持ちを立て直し、またお家が恋しくなり…を繰り返しながら園生活と向き合っています。
 
 
保育園の先生達も子どもの様子からその子の願いや気持ちをひとつひとつ汲み上げて、どう関わっていくかどんな準備を整えるかを模索しています。
 
 
 
 
そんな姿をみて幼稚園のホールをうろうろしていた自分を思い出しました。
 
 
 
私は年中さんで入園しました。
 
幼稚園に行くよりもお家で好きなことをしていたいと思っていました。
 
たくさん泣いて、幼稚園を脱走したこともあります(すぐに確保されましたショック)。
 
 
 
早生まれで身体も小さくて、その上すべてがのんびりであまり人の話を聞いていない子どもだった私は、大勢が暮らす幼稚園ではただただみんなについてなんとなく動くのみでした。
 
 
 
自由に遊ぶ時間も何をしていいかわからず、気になるおもちゃがあっても「貸して」ということも思いつかずに眺めていました。
 
 
楽しそうにトランポリンを跳ぶ列の前でも、どこに並んでいいのかわからずうろうろするばかりなので
 
「まちこちゃんはまだ怖いかな〜はてなマーク
 
などと先生に言われて跳んだことは一度もありませんでした。
 
 
 
話を聞いていないのでお片づけの時間になったことさえ気づきません。
 
 
そもそもみんなが一斉に行動するということに気づくのにもずいぶん時間がかかりましたあせる
 
 
 
遊びたいな〜と思っていたおもちゃがどんどん片付けられみんなが自分のクラスに帰ったあとに
 
 
「やったぁニコ 遊べるビックリマーク
 
 
と思っておもちゃをひっぱり出していました。
 
 
そのたびに怒られますむかっ
 
 
 
「まちこちゃん。遊ぶ時間はおしまいでしょうイラッ お部屋に戻りましょうって言ったでしょうイラッ
 
 
 
 
泣く私。
 
 
 
 
だってまだ遊んでないもん。
 
 
やっと遊べるのになぁ…。
 
 
 
 
ホールにいてはいけないのなら、さくら組さんのお部屋が明るくて好きでした。
 
でも私はたんぽぽ組。
 
 
 
「まちこちゃんはたんぽぽ組さんって言ったでしょうイラッイラッ
 
 
 
こっちのお部屋がいいんだけどなんでダメなんだろう…えー?
 
 
 
 
ひとつひとつが私には疑問で、その答えはあんまり腑に落ちなくて、けれど気持ちを伝える力もなくてなんともしんどい時間でした。
 
 
 
 
子ども達の望みをすべて叶えることが良いことではありません。
 
 
けれど考えていることがあり、どうしたら心地よくいられるのか子どもも試行錯誤しています。
 
 
 
「どうして…はてなマーク
 
 
と聞かれてもきっと上手くは答えられなかったのですが、
 
 
「あなたはそうしたかったんだね。そうする理由があるんだね。」
 
 
と言ってもらえたら思ってもらえたら、うなずくくらいは出来たのになぁと思います。
 
image
 
 
支援センターから保育園の様子をみながら、精一杯の思いを先生方に受け止めてもらっている子ども達を静かに応援しています。
 
 
 
 
小さい私はその後もずいぶんと困った(困っていた)子どもでしたが、良い先生との出会いがありました。
 
 
 
今の私は子どもにとって安心できるうれしい先生になれているのか自問自答ですうーん
 
 
 

 

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