昨日、アンディままさんとの会話から、久々に『開けない夜』を読み返し、仰天しました(^_^;
「明けない」ではなく「開けない」としたのは、理由があってのこと。
ところがその肝心要の「開けない夜」の理由の部分が、抜け落ちていました(;。;)
これではただの「変換ミス」!
何度も校正したのに、こんな大事な部分をなぜ見落としたのか?
反省すると同時に、お読みくださった方々にお詫びを申し上げ、訂正箇所をここにあげます。
ちなみにKindleの方は、すでに訂正済みです。
お買い上げくださった方、改めて読み返すのが面倒だわ~という方は、こちらをご覧ください。
本当にすみませんでした。
問題の箇所は、除霊が終わり、佳彦(多聞天)が自室で考えこむ場面です。
ネタバレになりますので、これから読もうかな~とお考えの方はご注意ください。
パジャマにガウンを羽織った姿で、佳彦はオークの机と緑色の革張りのハイバックチェアのある自分の書斎に座っていた。
昨夜からずっとこの場で心眼を開き、『耳』を傾け、除霊の一部始終を見聞きしていたが、小森の退室とともに、神の力のすべてを閉ざした。
(たしかに丈二は可哀想だが、女の子を説得するのは俺でも無理だ。幼すぎる。俺の言葉は届かない。仮に言い聞かせてあの子の生霊を封じたとしても、雅明と彩花が変わらないかぎり、新たに恨みを背負い呪われるだけだ。それでも、不幸な女達は自らの手で夜の闇の扉を開き、明るい朝陽のさす世界へと出て行けるだろう。だが、あの夫婦は己の無知と傲慢に閉ざされた夜の扉を、自分から開けることはない。このまま決して〝開けない夜〟が続く。自分達がどれほどおぞましい状況にいるのかを、理解しようともしないだろうが……)
ちなみに、これも昨日の会話から、「虐待、虐めなどの痛み別に作品を分類してみると、読みたい人には参考になるかも」とひらめきました。
後ほど、「虐待・親の非道な仕打ち」「マイノリティーのマイノリティー虐め」などのテーマ別に分類したものをあげたいと思います。
ただいま作成しておりますが、改めて「虐待関連が多いわ~」と感じています(^_^;
複数の痛みが重複している小説も多いのですが、あくまでも目安として。
それでは、後ほど<(_ _)>