娘  母のかすかな望み | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

今年大学を卒業するはずだった娘

ですが

あと3年はかかるそうです。

 

なぜなら

 

専攻を変えたから

しかも2回も!

 

「数学に変えた」と言った時は

正直、大丈夫か?と思いました。

中学までは3学年程スキップして調子よかったけど

その後グダグダに

決してSATの数学満点!と言う成績ではありませんでした。

 

そして

 

案の定と言うかなんというか

「物理に変える」と言い出しました。

もっと難しいんじゃないの?

 

昨日、ショッピングモールに一緒に行きました。

私の生徒さんが働いているお店に

この生徒さんは娘の大学の卒業生でもあります。

「勉強はどう?」と聞かれて説明する娘

 

やはり将来は政府関係の仕事に就きたいらしく

物理で映像関係とか衛星とかの仕事をしたいと

私には難し過ぎて分かりません。

 

「私はね、今でも獣医になって欲しいんだけど」

 

7年生の時に「獣医になりたい!」と言って

動物病院でボランティアをさせてもらいました。

 

彼女の性格は獣医に向いていると思うんです。

よく「氷の心」とここで表現していますが

彼女は情に流されずに割り切る事が出来ます。

それは動物病院でボランティアをしているのを見て確信

手術の見学も嬉々としてしていました。

 

ストーミィーが術後、家で毎日点滴をしなくてはならず

私は針を刺すことが出来ませんでしたが

娘は難なくそれをしました。

「ここ(皮膚)を持ち上げて刺せばいいんだよ」

「水分が貯まってぷかぷかとベルーガのおでこみたいになる」

そう説明する娘にやはり獣医の仕事は向いていると思いました。

 

動物病院のドクターもボランティア中

中・高校生だった娘にいろいろ教えて下さったようで

娘はいろいろな病気を知っています。

 

ですが

 

「生物が嫌いだから嫌だ」と。

 

7年生の生物の先生がひどかった。

公立校から来たばかりの先生でしたが

私から見ても全く熱心ではありませんでした。

娘が作った細胞の模型をいい出来だからと返してくれず

サイエンスフェアで学校では数少ない入賞者だったのに

Aをくれませんでした。

 

そして

 

大学で生物を取ったらしいのですが

これまたコロナ禍での授業で娘に合わなかったようです。

 

せっかくここの州立大学で

数年前に獣医大学院が出来たのに…

我が家から20分ぐらいの所にあります。

 

娘と仲良くしてくれた乗馬クラブの先輩が今年その獣医大学院に行きました。

ちょっと離れた乗馬場に娘を乗せて行ってくれていたので

車中の会話で獣医になりたいと思ってくれないかなぁと期待しましたが

その気にはならなかったようです。

 

それでも

専攻は理数系なので

”当たらずとも遠からず”

3年後に「やっぱり獣医になろうかなぁ…」

と言うのをかすかに期待している母でした。