Alvinは幸せになりますよ♪ | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

私のところに来た

初めての盲導犬パピーAlvin

1月から10月の初めまで育てました。

 

その後、

獣医大学院生のお姉さんの元で育てられることに。

 

一昨年の11月生まれのAlvin

2月か3月ぐらいに盲導犬協会で

本訓練が始まる予定でしたが

残念な事に病気が発覚

キャリアチェンジとなりました。

 

幸い、獣医大学院生のお姉さんが

Alvinの事を気に入って引き取ってくれるそうです。

彼女は秋の国家試験を受けて獣医になりました。

獣医師のペットになったのだから

病気(糖尿病)でも安心です。

 

 

この話を知り合いに話したら

「あら、可哀想に・・・せっかくトレーニングしたのにね」と言われました。

 

だけど

 

全然可哀想ではないです!

 

大型犬の最初に一年は結構大変で

この時期にしっかり躾けないと

その後の十数年、一緒に暮らすのが大変になります。

 

その大切な最初の一年を

通常の躾け以上のトレーニングを受けてきました。

 

無駄吠えはしない

盗み食いや拾い食いをしない

お散歩に行けば他の犬に吠えたりしないし、

吠えられても平気な顔で通り過ぎます。

ぐいぐい引っ張ったりせず、左側を歩みに沿って歩きます

クレートの中でお留守番や夜寝る事も平気

お買い物や診察にも一緒に行っていたからどこに行ってもマナーができてます。

 

こんなワンちゃん

これからの十数年、怒られる事なんてほとんどなく

飼い主と心地い生活が出来るに決まってる!

 

多くのPuppy Raiserが

自分の育てたパピーがキャリアチェンジになった時に

引き取るのは

ただ単に育ててきた愛着だけではなく

こういった優秀な犬との暮らしが出来るからだと思います。

 

獣医となったお姉さんは

Alvinを連れて他州に引っ越すそうです。

その前に会いたいけど連絡が来ないので

このまま会う機会はなさそうです。

 

残念だけど

良い人に貰われて良かったと

Alvinの幸せを祈って

時々、ブログを見たり写真を見たりして

Alvinとの生活を思い出そうと思います。