大学受験  なぜ、地元州立大学? | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

「絶対に州外の大学に行く!」

 

と言う娘

 

皆様からのご意見もたくさんいただいて

ありがたい事です。

そんな中

母は

地元州立大学に行った方が良いと思う理由・・・

 

1.まだまだ未熟

今年になって一人で車を運転して出歩くようになりました。

先日は駐車場で隣の車にちょっとぶつかっちゃったらしい。

つい最近まで歯医者さんもドクターも親と一緒

サマープログラムや伯母さんの所には

飛行機に乗って一人で行ったことがあるけれど

これからいろんなことを一人で解決していくには

まだまだいろんなことを学んでからの方が良いと思う。

 

2.環境

私たちが住む所は砂漠の地

夏の暑さ以外は大した自然災害もなく

とっても住みやすい所です。

雪やハリケーン、水害などが起こる所で

まだまだ未熟な娘が戸惑う事が多いと思う。

 

これらの事は経験として

させるのも一つの娘の成長だと思うけど

私はもっと勉強や有意義な大学生活に集中して欲しい。

 

そして

 

3.コネがある

地元州立大学では

既にインターンシップをしているので

教授とのコネがあります。

政府関係の進路に変えてしまったけど

サイエンス系も捨てきれないようで

ダブルメジャーにすると言っています。

既にいろんなラボの助手としてのスキルは教えて頂いたので

研究所でアルバイトをさせてもらえるかも知れない。

もう2年近く通っているので、人も勝手も分かっているから

ストレスも少ないと思う。

 

4.学力レベル

地元州立大学は難関大学ではないので

進学校の娘の学校の先輩たちは

大学の勉強はそんなに大変ではないと言っているらしい。

大学院を目指すには大学でも良い成績と課外活動は必要。

下手にレベルの高い大学に行ったら

他の生徒に埋もれてしまうでしょう。

なんせとってもシャイですから

教授の推薦も印象がない生徒として扱われる可能性が大きいです。

 

「がんばる!」って言うけど

頑張らないよ。

だって、今まで頑張ってないもの。

 

5.日本語

娘が行きたい大学、H大学には日本語の専攻がない。

地元州立大学はAP日本語のスコアをクレジットしてくれるので

4セメスター、20単位がすでに終了となります。

あと9単位取れば副専攻の学位が取れる。

 

6.距離

何と言っても実家から近いと言うのは何かと便利

地元州立大学に行っても

娘は家を出ることになると思います。

なるべく一人で解決できるように

親である私たちは手を出さないで見守るつもりでいますが

まだティーンの娘。

いざと言うときには駆けつけることができます。

また

夏休みなど長期休みには寮を出されるとか。

ダディーの仕事の関係で

23歳まで航空券が安く使えるけど

ホリデー時期は満席で使えないと思う。

年に何回も帰省するためにやきもきするのも面倒。

 

7.経済的

州内生なら他州の大学よりも安いです。

既にメリットの奨学金も半分近くはもらえる予定。

他州の大学に行く交通費もほぼゼロ

4年で卒業できると考えると

その差額はお家が買えるぐらいに!!

 

ざっとちょっと考えただけでも

これだけのメリットが

地元州立大学にあるのに…

 

行って頑張るのは娘だから

行きたい大学に行った方が良いのだろうけど

だったら

1,2年地元州立大学に通って

いろんなことを学び、

一人暮らしに慣れてから

編入すれば良いじゃん!!

 

と、母は思う。

 

しかも

 

娘はまだ

その行きたい大学に

見学さえも行っていない!!

 

アメリカって広いから

違う州って言ったら

外国に近いぐらい

環境が違うのに。

 

ダディーは

「入れるところに行けばいい」だって。

 

親子だねぇ・・・やれやれ。