今の所
州内州立大学に入れることになった娘
この州立大学には
メリットスカラーと言う
成績によってもらえる奨学金があります。
ニードベースの奨学金は
家庭の世帯収入に寄りますが
メリットスカラーは家庭の収入は関係なく
成績が良かったら貰えます。
参考にする成績は
学校の成績（GPA)とSAT/ACT
この二つの成績で決まります。
GPAはUnweightedで主要科目のみのもの。
これが問題で
娘の場合は
Pre-Culを履修しなおしたり
AP－Calを取り消して
中学で取った高校レベルのAlgebra2を代わりにしたりと
GPAの算出が複雑になり
大学でどのように評価するのか分からないので
奨学金がいくらになるか定かではありません。
多分、このぐらいのGPAと
学校の進路指導の先生が出してくれたGPAと
娘がそれぞれ１回だけ受けた
SATとACTのテスト結果では。。。
年間＄６，０００
約６０万円もらえるらしい。
SATとACTも
よくできているのか
それともたまたま娘の成績がそうなのか
両方とも同じレベルの成績（笑）
これがね
SATがあと２０点
ACTがあと１点上がったら
奨学金が＄８，０００になる！！
この奨学金は
最初に決まった額が４年間もらえるらしいので
（８，０００－＄６，０００）ｘ４年間＝＄８，００００
約８０万円の差に！
SAT２０点とかACT１点って
多分、１，２問の正解の差なんだと思うんだけど。
違うのかな？
それで８０万円ももらえる額が違うなんて！！
SATやACTは年に４、、５回あって
生徒は何回受けても良いです。
州立大学はそのうちの一番いい点数を取ってくれます。
先日、１２月に行われるACTの申し込み案内のメールが来ました。
案内が来ると言う事は娘は申し込んでいないと言う事。
今日、遅延料を払えばまだ申し込めるよ
と言うメールが来ました。
私、ずっと黙ってたんですけど
８０万円の違いに思わず娘に言いました。
「受けないの？」
「うーん」と言う娘。
この奨学金の意味が良く分かっていないらしい。
ちなみに
この大学のメリットスカラー
SATやACTと言う全国共通のテスト結果よりも
GPAの方を重視するようです。
SAT/ACTを受けなかったり
SAT１１００点以下 ACT２２以下でも
GPAが３．５以上なら＄３，０００
３．７５以上なら＄４，０００
４．０の満点なら＄５，０００もらえるらしい。
GPAなんて学校によって難易度が違ってくるし
しかも
難しいAPクラスやHonorクラスなどは考慮されないのに。
この奨学金だけを見たら
無理に難しいクラスを取らずに
”A"を割と簡単にくれる学校に行ったらいいって事よね。
でも
そんな怠惰な高校生活をしていると
「アメリカの大学は入学は簡単だけど卒業するのが難しい」
となるらしい。
娘の学校の卒業生たちは
「大学の授業は高校の時より簡単」と言っているみたい。
高校選び、大学選び。
アメリカは複雑すぎ！！