昨年の11月から就職活動をしても
全然オフィスワークに就職できないでいます。
一応、こちらの短大を卒業
採用条件が高卒と言うものに応募しても
全然、相手にしてもらえず。
やっとやっと面接に呼ばれても
たった一つのポジションを勝ち取るのは
移民のおばさんには難しい。
ここには
私が卒業した
コミュニティーカレッジと言う短大が
いくつものキャンパスを持っていて
かなり大きいです。
そして
パブリックアイビーと言われている
総合州立大学もあります。
だから仕事もたくさんありそうなんだけど…
私のアメリカ人の親友と話していて気が付きました。
彼女には20代半ばのお嬢さんとお孫さんがいらっしゃいます。
一番上のお嬢さんを若くして産み
そのお嬢さんも若い時にお嬢さんを産んだので
彼女は40歳前でお祖母ちゃんになりましたが
その後、すぐに一番下のお嬢さんを産んだので
ほぼ同い年ぐらいのお孫さんと娘さんがいます（笑）
どちらのお嬢さんもきれいで成績優秀
お嬢さんの方は
高校でトップ５％に入ったので
地元州立大学は全額無料でした。
そんなお二人が
なかなか就職できずに
つい最近まで
時給＄１４の電話のオペレーターのような仕事
をしていると聞きました。
その前は、
TV局で働いたり、スターバックスだったり
いろいろ転職していたのだけど
きちんとした正社員にはなれなかったみたい。
完璧な英語を話せて
若くてきれいな
大卒の女性でさえ就職難とは。
で、思いました。
大学があるから就職ができない?
大学があるから職はあるけど
その何百倍も
就職希望者が毎年卒業しているではないか!!
大学や企業にとっては
まさに買い手市場
州立大学は地元の子が多いから
就職も地元でと言う人が多いはず。
そんな子たちと一緒に
同じ土俵で戦うなんて…
今まで面接に呼ばれたのは
私の日本語教師としての経験や
接客業の経験を買われたものだと思います。
この若い大卒生たちに勝てるのは
人生経験しかないのですが
それを活かせる仕事があまりない。
どのオフィスワークも
カスタマーサービススキルを必要としているけど
日本にある航空会社の
カスタマースキルの高さを
アメリカ人はあまり知らないでしょう。
アメリカのマクドナルドに行った人ならわかると思うけど
日本のマクドナルドの店員さんとは
接客の丁寧さが全く違います。
航空会社も同じ。
搭乗時にゲートで並んでいるお客様に
「次！」なんて日本じゃ言わないよね。
そんなハイレベルな接客訓練を受け
6年も働いてきたことを
こちらの採用者は理解してないだろうな…
それなら
流ちょうな英語でフレンドリーな対応をする
きれいなお姉さんの方が良いよね。
最近、親友に会ったら
アート専攻のお嬢さんは
大学のアート関係のお仕事に就職
お孫さんの方は学校の先生に就職できたそう。
私は
食器運びやお皿洗いで
手が腱鞘炎になっちゃいました。