サマーインターンシップ  サイエンスにはよくある事 | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

月曜日は夏休み最後のインターンシップ

これから学校が始まってしまうので

実験に参加できなくなってしまうかも。

 

この日はAさんが一緒に作業して下さったようです。

多分、彼は大学院生と娘。

今のアメリカでは珍しくなくなった

ゲイの方だそうで

娘曰く「面白い」性格なんだとか。

 

今日は胞子を顕微鏡で見て

数える作業だったようですが

なんと

胞子が全然なかった!

こんな風に見えるはずだったのに

 

 

何も見えなかったらしい。

Aさんは

「仕方ないよ。サイエンスではよくある事だから」と。

 

メンターのSさんに

「ごめんなさい。見えませんでした」って言ったら

Sさんも

「いいよ。サイエンスではよくある事だから」ですって。

 

この作業はもう4回もやっているのだそうです。

すべてが過程通りにいかない。

むしろそれがサイエンス!

とAさんはおっしゃっていたようです。

確かSさんも同じようなことをおっしゃっていました。

そこから、ああしたら、こうしたらと考えてやってみると。

 

そのような実験を

何度も費用などを考えずにできるのが

大学の研究所の良い所ですね。

寒天培地も業者から買うのではなく

自分で作るので

足りなくなったらいくらでも作って使えます。

 

娘によると

学歴では研究所で一番下だけど

やっている事は

大学生と変わらないことをさせてもらって

技術を習得しているらしいです。

 

学校のサイエンスプロジェクトが始まるまでは

まだ時間があるので

急ぐことはないけど

これから共同研究者としてどうかかわれるか

Sさんとご相談です。