このパソコン(HP ProDesk 600 G3/SF)はWindows11にアップグレードできるのか?
というか、最近データが貯まり85%を超えてSSDがあっぷあっぷ(笑)
デスクトップのPCのデバイスとドライブをみるとSSD(C)もHDD(D)も真っ赤っかです( ´∀` )
更にエアコンの無い部屋なので使い続けると偶にプチフリするようになった。
■今回の改造は
① 240GBのSSDを1TBに交換し、ヒートシンクを付けて冷却。
② 500GBのHDDを1TBに交換。
の予定。
Windows11については、今年(2021)秋になってみないとCPUが対応するか不明ですね。
Intel Coreシリーズ 第7世代でいけるのか、それとも第8世代以上でないとダメなのか?
早くはっきりさせろよ!ヽ(`Д´)ノプンプン
こいつが養子に来たのは1年前(R2年夏)だが、里子に出そうとしたところ
シャットダウンしてもいつの間にか起動している!という困ったちゃん(笑)
修理に出すのも…。まぁ自分で使うことにしよう(;^ω^) となった。
スペックは
CPU Intel Core i5-7500 @3.4GHz (Max 3.8GHz)
RAM DDR4-2400 (Sumsung製 PC4-19200) 4GB (4スロット)
HDD Seagate ST500DM /500GB 7200rpm
グラフィック Intel HD Graphics 630
DVD hp HLDS DVDRW GUD1N (スリムタイプ)
USB Type-C 3.1x1 USB3.1x6 USB2.0x4
カードリーダー SDカード
拡張スロット ロープロファイル PCIex16 x1スロット(空き)、PCIex4 x1スロット(空き)
〃 M.2 PCIex1-2230 x1スロット(Wi-Fi用?) / M.2 PCIex4-2280 x1スロット(SSD用)
出力 VGAx1 DisplyPortx2
去年もらってきたとき、最初はハードディスクを2.5インチSSDに交換しよう!と思っていたんだけど
開けてみたらM.2スロットを発見! おっ!調べてみるとNVMeに対応してる!
(^▽^)/ おーーっ、これだと起動ドライブをSSDにして、データはHDに保存!
場合によってはグラボも積める。 やったね(*^▽^*)
…という事で、去年ClevvのNVMe240GB SSD(CRAS C710)にOSを詰め込み、裸で使用!
ハードディスクはフォーマットしてDドライブに。
…してたんだけど、ちょっと容量が足りなくなってきた(;^ω^)
それに1日に18時間くらいは点けっぱなしなのも原因なのか、
SSDやHDDが高温になると遅くなるし、フリーズしちゃう。
…という事で、クーリングファン付のヒートシンクをSSDにつけようと思ってプチ改造。
★用意したもの(価格は2021/07/15現在)
・ineo 20mmFAN付アルミニウムヒートシンク \2,499
・予備 長尾製作所 FAN付ヒートシンク(SS-M2S-HS03) \2,115
・Team M.2-2280 NVMe SSD 1TB (MP33 SSD) \12,780
・予備 USB-3ピン/4ピンPWM 5V (USBスリーブファン電源アダプタケーブル) \899
・予備 長尾製作所 スリット付スロットカバー(LOW)セット
・予備 親和産業 ファンモーター用接続分岐ケーブル1:2/3ピン&4ピン (SS-FJCTC3&4-01) \497
・Hitachi HDT721010SLA360 HDD 1TB (中古)
・NMVe対応のM.2SSDをUSB接続に変換するSSD用ケース(クリーンインストールするなら要らない)
(ELUTENG M2 to USBケース)
★前準備
ハードディスク(Cドライブ)の中身をSSDにコピーする場合は、分解する前にクローンを作っておく必要がある。
SSD用のケースにSSDを詰め込んでUSBでPCに接続し、HDDのクローンを作る。
クローン化はフリーソフトで可能。但しHDDと同じ容量のSSDが必要。
WesternDigital、Crucial、CrevvのSSDをもっている人は各メーカーのサイトで
ATI(アクロニス・トゥルー・イメージ)というソフトを無料でダウンロードできる。
EASEusTO DO バックアップやAOMEI Partition Assistant といった無料ツールでもクローン化できる。
■分解
外カバーを外し、前面のカバーを上部に4つある爪を外して引き倒すと、下部の爪が外れるので、そのまま取り外す。
SATAのケーブルをHDやDVDドライブから外す。
HDDのデータケーブルは爪がついているので押さえながら外すことに注意。
ケーブルは穴から下に落とし込む。
HDDの横についているレバーを外側に外しながら、HDDをネジ穴を横に移動させてから上に取り外す。
HDDを交換しないなら外す必要はない。
ケーブルがついていた側を持ち上げて80度くらい傾けると、反対側が抜けやすくなるのでそのまま引き上げる。
メモリースロットの奥、DVDの下に、Wi-Fi用とSSD用のM.2スロットが見えるので、ここに取り付ける事になる。
(M.2スロット)
■SSDの装着
SSD用ヒートシンクに、熱伝導シートを付けてSSDを固定する。
M.2スロットに装着する。
FANの電源コード(3PIN)をマザーボード上の3Pin/4Pinの電源ピンを探して差し込む。
…これで終わり
なのでDVDやハードディスクを元に戻す。
前カバーや本体カバーをかぶせて終了!(;'∀')
…なんだけど
今回そうすんなり行かなかった。( ;∀;)
★失敗
まず、中華製のFAN付ヒートシンクを取り付けた結果('◇')ゞ
起動失敗。修復が始まってしまった。(;^ω^)
まぁ、この自動修復は滅多に成功しない。大抵は修復できない(笑)
WindowsセットアップUSBディスクを差し込んで初期化インストールしようと思ったが、、、
('◇')ゞ なんとディスクが見つかりません。
BIOSで M.2 SSDを認識しないらしい。
ひょっとしてSSDの初期不良かもしれない。だったら交換してもらわないと(;^_^A
その前にもう一度テストしようと、ヒートシンクを外して、裸のままで装着したら…
なんとすんなり元のWindows10が起動した。
・検証1…土台の部分にSSDをとりつけ、上には別の普通のヒートシンクを取り付けただけでテスト
…起動した。
・検証2…一度起動すればBIOSに登録されるので2度目は大丈夫かもしれない。
…再度FAN付ヒートシンクを取り付けてみたところ、… やっぱり起動しない。SSD認識しない。
何だろう?この現象?!
ヒートシンクが何か邪魔してる?
★成功?
…て事で、Made In Japan の出番です。
頼りにしてまっせ!長尾製作所さん!(^▽^)/
SSDを取り付けなおして、FANを付けて、テスト!
…起動しましたぁ!(⌒∇⌒)
…ん? (-ω-)/アレ?
FANが回ってません!
電源コードはちゃんと4Pinに刺さっています。
んんんん? あれ? SENSOR ってシルクプリントしてあります。
なんだ? 電源用のPinじゃなかったみたいです。 (;^_^A
市販のマザーボードだとFAN用の電源Pinはたっぷりあるんだけど、メーカー製パソコンには必要数しかついていない。というか直接電源から配線してあったりしたら皆無ですやん。( ;∀;)
準備しといて良かったよぉ、USB-3Pin変換ケーブル!
背面のUSBに繋いでみたらちゃんとFANは回転しました。
■改造
それは良かったんだけど、背面からPCの中へどうやってケーブルを伸ばしましょうか?
PCIeの拡張スロットカバーに穴を開けてUSBケーブルを通しましょう。
はい、穴あけキットの出番です。
ルーターを用意し、カット用と研磨用の2本を使います。
うぃ~ん!
きゅい~ん!
スロットカバーがめちゃ熱いです!。火傷しそうです。
って、手袋せんか~いっ!(笑)
… 実は、こんな事せんでも、最初から穴あきカバーがあるんです。
これも長尾製作所様の製品です。(´▽`)アリガト!
でもセット品しか見つからないです。
スリット付カバーに、穴あきカバーが1枚付いてます。
穴あきカバーだけ3本セットとかないんだろか?
◆とにかく完成です。
これまでは長時間使い続けると、SSDが60℃を超すことがあって、
動作が遅くなります。最悪の場合はフリーズしちゃいます。
という事で、FAN付ヒートシンクを取り付けた結果
裸で使っていた時より5℃以上低くなります。
酷使する場合でも10℃以上冷えてくれます。
CrystalDiskMark8 で負荷を掛けてみた結果、最高で49℃でした。
「正常」健康状態です。「注意!」ではありません。(笑)
通常、アイドル時で34℃~40℃くらいです。
ヒートシンクの付いていないHDDは43℃~46℃くらいですから
FAN付ヒートシンクでSSDが 5~10℃低くなります。
良かったヨカッタ。(^▽^)/
ハードディスクはどうやってクーリングするか悩みどころです。
ヒートシンクくらいは付けた方が良いか?
FANは無理だなぁ、スペースが無い。
あとはシングルスロット厚の電源なしグラボを付けたらちょっとしたゲームもできるかな?