Fujitsu LIFEBOOK AH54/EN 故障につきハードディスク交換

「文字入力、変換が遅い」
「開くのが遅い」
なんとかしてくれ!
というので見てみました。
ゲッ! 起動するのに10分もかかっている(^_^;)

ごみ一時ファイルの削除やデフラグなんかで対処できる問題じゃない。
なんか、変に常駐している重いプログラムがあるんじゃないか?
と、要らなさそうなプログラムをアンインストールしてもいっこうに改善しない。
(T_T) なんやろ?

ひょっとして、、、、ハードディスクに問題でも?

…ということで、 Crystal Disk Info Ver.6.5.2 をインストールしてみました。

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SMART情報によると、[代替処理済のセクタ数] に注意信号がともっていました。

処理済って、つまり、異常セクタが多すぎて処理しきれなくなったということだろか?
ともかく、ハードディスクの交換をしなければなりません。

320GBの中古のWesternDigital社製のハードディスク BLUE を手配、ついでに
SANDISK社製のUltra II 240GB のSSDも手配。

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使い方が荒いとまたハードディスクにエラーが発生するんで、予防線を張る意味で。
最近は120GBと240GBの差が縮まっているのでちょっと無理して240GBにしました。\12500程度

さて分解ですが…って、別に分解する必要はありません、裏に取り付け蓋があります。

ACアダプタを抜く。
スライドスイッチを2つずらしてバッテリーを外す。
プロダクトキーを記してあるCOAシールの貼ってある蓋をネジ2本抜いてから外す。
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するってーと裏返ったハードディスクが見えるので、左側のネジを1本外します。(右側のネジは取り外し済み)
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ネジのついていたあたりを持って、ちょっと上に上げ、そのまま横に引き抜きます。静かにね!
ゴツッと衝撃を与えると壊れるから。壊れると中のデータを抜けないよ(^_^;)

抜けたら、4つのネジを外してハードディスクを金具から外します。
ありっ? FujitsuのPCなのに、Toshiba製のハードディスクが入ってました。
最近は自社製を使わないんですかね?
とりあえず、630GBのハードディスクにどれだけデータが詰まっているのか、パーティションのサイズを調整する意味もあって一旦320GBのWDハードディスクにコピーを作りますので取り付けます。

金具に交換するハードディスクを取り付け、外すときと逆の手順で本体に取り付けます。
注意点は、凹み穴のある右側を、出っ張りの下に滑り込ませるように押し込むこと。
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うまく入ったら、左側をネジで留めます。
裏カバーはパチンと完全に収まるように押さえつけてください。浮いてたりしないように。
それが確認できたら、ネジを取り付けましょう。

さて、ハードディスクの中身のコピーですが、今回はAcronis True Image というバックアップソフトを使いました。
パッケージ品を買ったならいいのですが、ダウンロード版を買った人は予め起動ディスクCDを作っておきます。

ちなみにWesternDigital社製のハードディスクを用意したのは、サイトからWD版 True Image が無料でダウンロード入手できるからです。
さて次に取り外したSATAの2.5inch ハードディスクを本体につなぐ道具ですが、SATA←→USB3.0 変換器なるものを買っておいてください。
結構な種類がありますが、どれでもいいです。ちなみに安いやつは USB2.0にしか対応してないかもなので注意してね(^_-)-☆
USB2.0 はコピーに時間がかかるよ!理論値で約10倍の差!

ここでは写真撮るの忘れたので、SSDを取り付けるときに使った写真代用。
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外付けハードディスクをPCにUSBでつないだら、PCの電源を入れます。
数秒でメーカーロゴが出るので、[F12]キーを押します。
起動ドライブの選択画面となります(写真撮るの忘れた(^_^;))
光ドライブに True Image のCDを入れて、ハードディスクではなく、DVD/CD をカーソルキー[↑][↓]で選択して[Enter]押すと、CDから起動が始まります。

True Image が立ち上がったら、ツールの中から[ディスクのクローン(だったかな?(^^ゞ)]を選択します
今回は ソース(コピー元) が630GBのToshibaのディスク、ターゲット(コピー先) が320GBのWDのディスク となります。
間違えないようにネ(^^ゞ
パーティションサイズはお任せで!
USB3.0接続だと10分程度でクローンが出来上がります。 
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ちなみに私は、
□処理の完了後にコンピュータをシャットダウンする
に、チェックを入れてます。

コピーが完了しPCがシャットダウンしたら、USBハードディスクを抜いてから、PCの電源を入れ、
NECロゴ画面で[F12]キーを押し、起動ドライブの選択画面で、光ドライブから True Image のCDを抜いて、ハードディスクWD320を選択して[Enter]を押すと
… (^○^)!
ちゃんと正常に起動しました。
10分もかからず、2分ほどで Windows の起動サウンドが聞こえました。
やっぱ、これが、正常な状態ですよね。

ちなみに、この後、ハードディスクの中身や、パーティションサイズも調整したあと、起動ドライブをSSDに移動!

すると、約25秒ほどでWindowsが起動しました。
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やっぱり、SSDは速いですね!

Crystal Disk Mark の結果はごらんの通り!
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カタログ値より、ほんの若干遅いですが、やはり、SandiskのSSDは爆速です!
他メーカーのSSDだと半分くらいの処理能力しかなかったりします!

ただね」、SAMSUNGのSSDだと、速度もいいんですが、コピーソフトもCDでついているので楽チンかな?(*^^)v