息子が寝て一人居間に下りてくる。

仏壇の前、孤独だ……どうしようもなく孤独……
誰かとたわいないこと話したくて、でも夜に電話できる知り合いなんて一人もいない

いや、昼間だとしても仕事以外の話できる人なんていない
子どもの話をし合うママ友くらいだ
同僚、ママ友、当たり前だけどどちらも昼間限定の付き合い
どちらも「明るく元気な顔の私」限定の付き合い

誰かの声がききたい
話したい
話きいてほしい
時にはネガティヴを見せたい

傾聴電話ビジネスをネット検索する
予約制? 意味ない。今、この瞬間人と話したい

出会い系サイトを検索しそうになる
どうやってやるの? こわい。ただただたわいない話がしたいだけ

誰かとたわいない話をすることが果てしなく遠い

消えたい誘惑とたたかう
死ぬ気はない こーちゃんがいるから 違うか、ただ苦しいのがこわいからか。

私は臆病
こーちゃんいるのにさびしいって思ってしまう
話し相手求めてしまう
時には死ぬ妄想にとらわれる

心が疲れた
母親として生きることだけに集中すればいいのにさびしいなんて考えてしまう弱い自分、大嫌い

みんな私のいい顔しか知らない
見せられない
早く転職したい すべて破壊したい

誰が何と言ってくれても、私は、私を許せない