注:山ヒルの写真が出てきます。

 

西表島で初めて山ヒルと出会ってから、ずっと気になっていた。

 

血を吸われるってどんな感じだろう?ドクロ

 

アウトドアのアクティビティーをする人は出会ったことがあるであろう山ヒル。彼らのとても健気な立ち姿にちょっとだけキューンラブとしていた。だって、体をほそーくして小枝を装って地面に立ってるの。でもバレちゃってるの。うんうん、結構いい感じで枯葉に紛れてるよー。

 

写真がなかったのでレベルの低い私の絵で表現してみる。

 

 

 

いつもかなりの鉄壁の守りでなかなか吸われる機会がなかったので、今回は実験的に吸ってもらうことにした。

 

こんな感じで、最初は小枝のように貧相な体。痒くなることもあると聞いていたので、掻きやすいところで邪魔にならないところ、ということで最初は手の甲を捧げた。でもやっぱり吸いずらいのか拒否され、指に移動して頂き、最後は指の付け根に落ち着く。

 

 

それが、ちゅーちゅーと皮膚に食いついている時がなんとも・・・かわいいのである。動画を撮ろうとしたが失敗。ちゅーちゅー吸われながら血を分け与えるって・・・ほぼ授乳じゃん!

 

カヤック漕ぎながらヒルを放置。最初の吸いつきの時に感じたちょいイラっとする痒みのような痛みを感じた以外、吸われていることを忘れるくらいスムーズに吸ってくれていた。

 

少しずつ成長する我が子。

 

 

着々と成長していく。

 

 

 

 

 

大きくなった我が子に感動。なんだろう、この達成感。

 

 

でもごめんよ・・・連れては帰れないの悲しい 残念ながら、最後は降りていただいた。

 

感動したのは、ヒルって血の凝固を防ぐ液体を出す、と聞いていて、それが本当に優秀だったこと。ここから一時間ほど、通常は圧迫すると止まる出血が、止まらない。生き物ってとてもよくできている。生命の神秘だ。

 

ちなみに、そのあと結構痒かった。二週間以上経過してもまだ下の写真のように跡が残ったので、気になる人は吸わせない方がよし。