小さな小さな手話サークルですが、代表を勤めさせて頂いて1年近くになります。



去年は2市隣まで時間をかなりかけて通訳者養成講座へ通うことに精一杯で、(すみません)サークルを無難に過ごすことしか出来なかったように思います。

今年はもう少しサークルの意義を見つめて大切に関わって行きたいと思います。




最近気になっているのは、市内でもサークル等の団体や、ろう仲間も手話学習者の知り合いもいない、(その存在を知らないかもしれない)、聴覚障がい者、そしてその人と関わりを持つ人達、家族のこと。


聴覚障がい者は手話サークルの存在さえ知らないかもしれないし、自分の現状を認識できないまま過ごしている可能性もある。
(我が家の義両親も同じような…)


以前の私がそうであったように、問題意識を持てていなかったり、原因が分からないまま苦しんでいることがある。



こういった人達にサークルや聴覚障害者団体の存在意義を知って頂くのはなかなか難しいけれど、これからは「なんとなくお互い存在を知っている」くらいの状態を目指したいなと。



取り立てて何かするべきだとか、お節介するつもりは無いのですが、困ったときに思い出して、気軽に話を出来る場所。
セーフティーネットになれたら良いですね。(私自身が救えるわけではありませんが、手話通訳士や、行政に繋げる足掛かりにはなれるでしょう)



手話サークルは「勉強する場所」だけではなく「聴覚障がい者を中心に人が関わる場所」にしたい。




楽しく過ごせればそれで良いし、安心感を得られたら上等。
誰でも来ることが出来る場所。


幅広い視点を持てるようになりたい。
手話通訳者養成講座を受けて、考え方がより変わったと実感すると共に、「自分が通訳者なんて、まだまだ!」という思いが深まっているこの頃です(´-ι_-`)




あ、手話の勉強もしてますよ!