当初、この作品名は「観音菩薩坐像 蓮華」でした。

 

ですが今は「眼薬師観音菩薩坐像」と、相成りました。

 

こだわりすぎ屋のいじりたがり屋が、いじりすぎた結果です。

左右の瞼の厚みがほんの少し違っていたからで、

言わなければ、どなたも気づかないのにです。ー・ー;

最後のひといじりで、予感的中…!

で、即、独眼流にが閃き、同時にあるものを思い出しました。

片方だけの、銀のピアス。

鎌倉で見つけ、鎌倉で落としたお気に入りのピアスをです。

さてどうしたかと言うと、若い頃の趣味、彫金の出番。

袋状の形を槌で叩いてつぶし、ヤスリで整え、さらに磨き、

紐は何かの機器の付属品を流用。

お似合いの、想定以上の眼帯に仕上がりました。v^₋^v

で、薬師如来ならぬ、眼薬師観音…。

 

作りながら、ふと思ったこと。

人間ときには、片眼で見ることも、ありって。

所詮完璧なんて、ありはしないのだからって。

気づきは、いくら遅くても良いということもです。

はい、生み出したわが子が教えてくれました。

老いては子に何とか、ですかね~!? 

 

眼を患っておいでの多くの方々と、

眼を酷使している母の眼を守るのが、

あなたのお役目、かもしれないわよ。*^₋^*

 

 

     

     ・・・・・・・・・・。

 


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