10万円程度の14インチノートパソコンを買うとなるとこの2つが候補に残る。

どちらも同じような性能なので比較してみる。

 

前提

いろいろなモデルがあるが、下記の条件をそろえる。
CPU:Ryzen7 5825U(passmark:18419)
RAM:16GB
SSD:512GB
この2つを今回比較する。
 

比較

メモリThinkBook14が有利
Slim570はオンボードの16GBになっていて、スロットはない。
対して、ThinkBook14はオンボード8GB+スロットに8GBが刺さっている。
だからメモリに不満があれば32GBに交換することで、最大40GBまで増やすことができる。
 
ストレージThinkBook14が有利
双方とも初期状態でM.2 type2242のSSDが刺さっている(画像を見る限り延長アダプタを付けて2280スロットに刺している)。
そしてm.2スロットも双方2つずつ装備している。
だが、分解した写真を調べてみると、
Slim570はtype2242スロットと2280スロット
ThinkBook14は2280スロットが2つ
となっておりSSDの多くが2280用ということを考えるとThinkBook14のほうが有利と考えられる。
 
インターフェイスThinkBook14が有利
IdeaPad Slim 570
・SDカードリーダー
・USB3.2 Gen1 2つ(内1つはPowered USB対応)
・USB3.2 Gen1 Type-C 2つ(USBPD,DisplayPort 出力機能付き)
・HDMI
・イヤホンジャック
ThinkBook14
・SDカードリーダー
・USB3.2 Gen1 2つ(内1つはPowered USB対応)
・USB3.2 Gen2 Type-C 2つ(USBPD,DisplayPort 出力機能付き)
・HDMI
・イヤホンジャック
LANポート(RJ-45)
比較してみるとThinkBook14のほうがUSB3.2 Gen2が使えたり、LANポートがついているので有利ですね。
 
電源→Slim 570が有利
IdeaPad Slim 570
駆動時間(JEITA2.0):15.4時間
充電時間(パワーオフ時):3.5時間
バッテリー:L19C3PF3 3セル 56.5Whr 11.55V
ThinkBook14
駆動時間(JEITA2.0):9.8時間
充電時間(パワーオフ時):2.8時間
バッテリー:L19C3PDA 3セル 45Whr 11.52V
駆動時間はSlim570が圧倒的に長いです。
あとThinkBook 14のページでは「最大約12.7時間(60Whrバッテリー)」という表記がありますが、現段階で60Whrバッテリーは選択できません。9.8時間ということです。
 

結論

ThinkBook 14 Gen4 AMD:価格.com限定 プレミアムがおすすめ!

メリット

・Slim570より安い

・メモリスロットがある(最大40GBにできる)

・m.2スロットが両方2280対応

・USB 3.2 Gen2対応(570はGen1)

・LANポートがある(570はついてない)

デメリット

・駆動時間が少ない

 

余談※自己責任

ThinkBook14 Gen4がいいけど、駆動時間がなあ~、と考えている人も多いと思います。

案としては3セル45Whrのバッテリーから4セル60Whrのバッテリーに載せ替えるという手段があります。

Lenovoの純正部品の検索で調べた結果

ThinkBook14 Gen4で使える60Whrバッテリーの画像から見た型番

L19C4PDB 4cell 60Wh 15.44V

・L19M4PDB 4cell 60Wh 15.36V

・L20M4PDB 4cell 60Wh 15.36V

G2のバッテリーと同じっぽいですね。

これに載せ替えれば駆動時間問題も解決できますね

ちなみにアリエクで互換バッテリーを確認すると

最安で4,376円(送料無料)とのこと。

もちろん自己責任ですよ!

燃えても知りません。