チェーンリングの交換 | ある歯科医院の院長の日記

チェーンリングの交換

Panasonicの自転車に乗って家に帰ると、最後にある斜度のキツイ坂で必ずチェーンが外れます
何が悪いのかしばらく分からなかったのですが、フロント側でチェーンが外れるのでチェーンリングの擦り減りを疑ってみました

密林でTIAGRA9速に合う PCD 110mm、5穴のフロント2速用のインナーチェーリングを見つけました
安かったのはいいのですが色は黒しかありません
この値段ではアルミではなく鉄製であろうと予想



届いたので早速磁石で調べてみます
案の定鉄製でした
ただし重さを量ってみたら100gも無かったので重さは気にしないことにしました



まずは表から塗装
このやり方には問題があり、裏面の脱脂をしたら表の塗料が剥がれてきました



サンドペーパーで塗装を落とし、塗装し直します



褒められたやり方ではありませんが、ファンヒーターで温めて塗装の内部に残ったシンナーをなるべく外に出し揮発させます
何度か繰り返していくと温めたときの匂いが変わってくるのであながち間違いでは無いとは思いますが、決して褒められたやり方ではないのは確かだと思う
しかもラッカー塗料は弱いので、この先アルコールもディグリーザーも使えないクランクが出来上がったことになります
でも背に腹は代えられません



古いチェーンリングと新品のチェーンリングを重ねてみると、明らかに擦り減っているのが分かりました
予想は間違っていなかったのが確定した瞬間です



重さの差は40gで誤差の範囲ですが、インナーが鉄になったことで一つ下のグレードのSORAになったのだと思います
それでもクロモリフレームの自転車にはシルバーのクランクの方が似合うんですよ



チェーンリングの交換には専門工具が必要になります
過去に投資した物がここで生きてくるので、ひとつの趣味はなるべく続けた方が良いと思いました