⚠現在の妊娠についても書いています。



お久しぶりです。


書きたいことは沢山あるのに、何だか文章がまとまらなくて、なかなか更新できませんでした。


現在、妊娠12週になりました。9週からの事、少し振り返ろうと思います。



母子手帳を貰いに行きました。かんなちゃんの時とは違うデザインの母子手帳でした。



私は、「去年とデザイン違うんですね?」と保健師さんに話すと
保健師さんは、「毎年、母子手帳のデザイン変えているんですよ。年度毎に保健師の投票で決めているんですよ」と教えてくれました。


私の住んでいる市では、毎年母子手帳のデザインが変わるようです。かんなちゃんの時も今回も、可愛いキャラクターデザインの物でした。同じデザインが良かったような違ってて良かったような・・・何とも複雑な気持ちになりましたが、また母子手帳を受け取れたことに感謝しました。



そして、保健師さんと話をする中で、死産の話にもなりました。一つだけ要望を伝えて来ました。
無事に出産された方には産後、家庭訪問や電話相談のサポートがあるのに、死産の場合は産後何もサポートが無く、大変苦しい日々を過ごした事を伝えてきました。新生児がいないのだからサポートの対象外になってしまう事は理解できます。


ただ、自分も我が子を産んだのに・・・子育てしたくても出来なかっただけなのに・・・なぜ行政から何も連絡がないのか・・・社会から見放されたような、悲しい気持ちになった事を話しました。


我が子を失った大きな大きな喪失感、言葉では言い表せない複雑な感情に段々と鬱になり、生きる気力が無くなったこと・・・。
自分はすぐに病院受診に繋げられたが、1人で抱え混んでしまい、どうしていいか分からずに苦しむ人もいるのではないかと伝えました。



実際、サポートをする側も子どもを失った人に何と声をかけていいかわからないと思うし、逆に母自身がほっといて欲しいと思う人もいると思うのでなかなか対応は難しいとは思うのですが、


「ご飯は食べれていますか?眠れていますか?」などの些細な声掛けでもいいし、とにかくあなたの事を気にかけているということ、ひとりじゃないですよという事を母自身に知ってもらい、たくさん泣いていい事、話ができる場所があること、自分を責めなくていいこと、病院の紹介等のサポートが出来ること等を伝えてもらうだけでも、気持ちとして全然違うのではないかと話してきました。


そして、すぐには難しいとは思うが、こういった一市民の声があったと機会があればみんなに話して欲しいし、いつの日か、悲しい出産になってしまった人にもサポートの手が届く日がくるといいなと思うと伝えてきました。



以前、天使ママのブログで、このように我が子を失ったママ達にも行政から産後のサポートが受けられるようにして欲しいというような意見を市長にだったか、伝えられている方がみえて、私もその時その必要性を強く感じていたので、実際に行動に移された天使ママ達に本当に頭が下がる思いがしました。凄いなと思いました。その時の私は気力が落ちていて何も出来ませんでしたが、私も機会があったらこの気持ちを伝えたいと思っていました。



すぐには何も変わらないと分かっています。我が子を亡くした母へのサポートは言葉の選択一つをみても大変難しいと思いますし、デリケートな問題ですので、課題が多いと思います。
でも経験者が少しずつ声をあげることでいつの日か何か変わるといいなと思います。



でもまぁ、行政のサポートが何もないから天使ママの会があるのかもしれませんね。同じような経験をされた方だからこそ、心を開いて話が出来たり、心を寄せることが出来たり、素直に涙を流せたり、ひとりじゃないと思えるのかもしれませんね・・・。