前回の続きです。入院2日目のNSTとエコーで、赤ちゃんが大人しくなっている?・・・そして夕方から私の身体がまた苦しくなってきていることが気がかりでした。詳しくは↓


入院2日目の夜は、寝たり起きたりを繰り返しながら朝を迎えます。

入院3日目を迎えました。妊娠34週3日の話です。羊水除去後2日目。振り返れば子宮内胎児死亡が分かるまで残り3日となっていました。


大部屋で気疲れしていた私は、今日は絶対に退院するぞという気持ちで朝食後から荷物の整理を始めました。11時には退院の予定でした。


でも、やはり身体が苦しくなっていました。そして胸の間の辺り、心臓の辺りに痛みがでていました。息苦しさは軽減されているものの、言葉では表現出来ない体のだるさ、痛みがあり、何かおかしい気がしました。
荷物の整理を終えると再び、ベットに横になり、動けなくなっていました。


先生の回診時、現状を伝えました。
この病院の産科は、主治医制というのはとっておらず、産科の医師全員が患者さんの情報を把握し、全員が主治医であるという認識でやっておられます。

そのため、医師1人の力量に左右されず、多くの医師で治療方針を話し合ってくれますし、どの医師も自分のことを知ってくれているので、本当に安心感があります。凄いことだと思っています。

私もこれまで看護師として働いているので何となく裏方も分かるのですが、医師は独特な人が多く、他の医師の意見を聞きたがらない頑固な医者は多いです。また医師の中でも患者さんやスタッフへの当たりが強い人、治療方針や実力が正直?の人も色々といるわけです。


そんな中、この病院の医師は本当に患者に思いやりのある態度で接してくれますし、一人一人の患者の話をよく聞いてくれます。不安をなるべく軽減するように努めてくれます。本当に私が外来と入院でお世話になった5人の医師、全員が温かい対応で熱心でビックリしました。(現在、産科の医師は全員で8名みえるようです)


話を戻しますね。
NST、内診、エコーを終え、赤ちゃんは元気であること、羊水は増えてはいないことがわかりました。でも先生は、胸の間が痛いのが気になると話され、大丈夫だと思うけど念のため検査をしましょうと言われました。


それからは更に検査の嵐です。採血、再度のNST、心電図、更に心エコーまでやりました。
身体がしんどい中、検査技師さんも思いやりのある言葉をかけてくれながら、テキパキと検査をしてくれました。

退院する時間はとっくに過ぎ去り、結果待ち。

結果、問題ないとの事。先生は言われなかったですが「周産期心筋症」を疑っていたのではないかと思います。


先生は優しい口調で「心配だったら入院して様子をみてもいいし、退院してもいいよ」とどちらでも好きな方を選んでいいと言われました。私は大部屋のストレスが耐えきれず、退院することを選びました。

退院まで2時間ほど事務処理がかかりました。その間もぐったりベットに横になっていましたが15時すぎ、退院の運びとなりました。




*あの時、入院を継続していたら結果は変わったのかなとよく思いますが、結果は変わらなかったような気がします。そう思うようにしているだけかもしれませんがねショボーン