桃太郎がてくてく歩いていると、犬と猿と雉が話をしています。
桃太郎が鬼退治に行くらしいよ。ついていけばオレたちも何か貰えるかな?
なんだい、あんな小娘!すぐにやられちまうよ。
そうさ、鬼はつよいんだぞ。
シーッ、来たぞ。
こんにちは、桃太郎さん。
桃太郎は犬を蹴飛ばしました。
オマエら、ちょっと付き合え。
イエ、ボクたちちょっと義理事があって…。
桃太郎は犬を蹴飛ばしました。
犬は言いました。
私は何でも舐めます。桃太郎さまを無限の快楽へ導きます。犬はお供に最適な動物です。
猿は言いました。
私は棒を意の如く操れます。桃太郎さまを永遠の快楽へ導きます。猿はお供に最適な動物です。
雉は泣きながら言いました。
焼いて食うと旨いです。
桃太郎はさっそく鍋を取り出しましたが、犬と猿が止めるので、今は我慢してやる、しっかりやらねば食ろうてやるぞ。と鬼のような貌で言いました。
こうして桃太郎は犬猿雉を連れ、鬼退治の旅にでたのです。