スムースコートチワワのメス、つぶ。


我が家で二匹目として迎えられたつぶは


最初の犬、シンを迎えた時にペットショップで

さまざまな病気を抱えていたが、教えられることも、こちらが素人故に何もわからず

買ってしまい、シンは遺伝的に問題がある環境下で生まれたことを知りました。


シンと出会ったことに後悔はありません。

ですが、ただ売れるからと遺伝的に問題があることを知りながら

繁殖をさせ、それを容認し売るペットショップに加担した後悔した私達家族は


留守番中、寂しそうに過ごすシンの為に今度はチワワ専門ブリーダーのもとへ連絡し、つぶと出会った。


しかし、多くのチワワがいた犬舎で当時子犬だったつぶ。正直、顔はこれチワワなの…?と疑う顔つきで、今見ると当時の私は何故つぶを気に入ったのかわからないが


何でもシンの額の模様が、桜の花弁模様なので

それと同じ模様があるつぶを、妹のようで気に入ったようなのでした。



上は成長後のつぶ。顔違いすぎ!


しかし



ブリーダー

『この子、売り物じゃないんです』


つぶはヘルニア、白内障を生まれながら抱えた子で売り物に出来ないと感じていたブリーダーは

“すず“と名付け、自分の元で育てることに決めているという。

しかし、当時の私はどうしてもつぶが良いと聞かなかった。母親や姉は病気もあるし、シンと同じように不安を抱え飼うのも…となだめたが、私は聞かなかった(笑)


シンがそうされたように、つぶもまた病気は個性とされ


私達家族に迎えられました。


つぶは穏やかで優しい性格でしたが、家族以外に心を開くことはなく

シン以上に忠誠心が強い女の子でした。


子犬のうちは壁の柱かじったり、ソファーの綿を引きずり出すイタズラもしまくりやんちゃ娘でしたが


次第にそれはおさまり、優しい女の子に。


母親のようにどっしりと構えた姿は

私達家族の支えであり、いつしか『つぶ母さん』と呼ばれていました。

小さいからつぶと名付けたのに、体は大きめでしたし。


つぶは15歳で亡くなりますが


その話はまたゆっくりと書きます。


では。




三匹目のしじみを娘のように可愛がっていたつぶ。亡くなるその日まで、しじみと一緒にいました。