松井みどり/武田祐子 | アナウンス研究コピペ保管庫

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松井みどり/武田祐子

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フジテレビで先ほど「草なぎ剛の女子アナスペシャル」
をやってたのだが、私は3分と耐えられずNHKの
「家族に乾杯」にチャンネルをチェンジ。(小野文惠さん
はやっぱりカワイイ~)。
いくら女子アナが好きだからといってあんなものを嬉々と
して見ると思ったら大間違いだ。

しかしフジテレビといえど伝統ある女子アナの名門局。
珠玉のアナウンス芸で唸らせる実力派を過去に何人も
輩出している。なかでも今日紹介する松井みどり・武田祐子
は声質で勝負できるフジアナきってのアナウンス・アーティスト
の二人である。順に紹介しよう。

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松井みどり(画像左)

90年フジテレビ入社。「プロ野球ニュース」や「スーパータイム」
のスポーツコーナーをはじめ、野球やゴルフ中継など
主にスポーツ番組で顔をよく見る人だったが、特定の分野に
絞って仕事をするのはもったいないほどの美声派。
中音域のリリコ・スピントの持ち主でその完成度は同じ
リリコ・スピントであるNHKの髙橋美鈴やテレ東の大江麻理子
を凌駕するアナウンス史上1、2を争う実力者だといっても
良いと思う。滑舌も素晴らしく、視聴者が深夜に眠くて
ボーッとした状態で聴いても聞き取りやすい歯切れの良さ。
コンピューターのような正確無比なアナウンスでありながら
リリコ系の柔らかさも兼ね備えているので決して冷淡な印象
は受けない。

こんな逸材はフジテレビにはもったいないとずっと思っていたの
だが、案の定、フジテレビはこの人を効果的に使いきれて
いなかったように思う。02年からはスポーツ局に異動。
アナウンスの仕事はそれ以降も夜のスポーツ番組で
ちらほらとは見かけたが、彼女の出番は少なかった。
06年に同局を退社。「声を出す仕事がしたい」とのことで
フリーアナに転身した。
大正解だと思う。もし私が何か番組を作る仕事をしていたら
真っ先に松井さんをナレーターをお願いしたいぐらい。

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武田祐子(画像右)

94年フジテレビ入社。現役のフジテレビアナウンサーである。
近藤サトに声質が似ていて低音スピント系。しかし近藤と違う
のは、武田は「七色の変化球」に例えられるような声色の幅広さ
が持ち味だということ。報道・情報系の番組からおちゃらけた番組
までさまざまな局面で武田の声は使われ、この人に関しては
その実力の確かさをフジテレビが現在に至るまでしっかり
生かしてきていると思う。

「週間フジテレビ批評」などで彼女の姿を見ることができるが
長身でキリっとしていて、切れ長の目が美しい。しかしながら
フジアナらしい明るさと愛想のよさもあって、感じがいい人。
現役のアナではあるが既に殿堂入りといってもいい実績の
持ち主なので「レジェンドスター」のカテゴリーで紹介するが
まだまだ同局では現役バリバリのアナであり今後の仕事ぶり
にも注目だ。

ところで武田の同期のフジの女子には木佐彩子富永美樹がいる。
木佐はアイドルアナとして人気があったが、私は
「素人は木佐派、玄人は武田派」と勝手に決め付けていた。
もう一人、富永美樹は童顔の可愛らしい風貌で固定ファンが
けっこういたが、シャランQのまことと結婚。最近は沢尻エリカ
「別に・・」と冷たくあしらわれた司会者として久しぶりに脚光を
浴びている。

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冒頭で「女子アナスペシャル」を馬鹿にしたが、やっぱり
アナヲタとしてフジテレビには目が離せないところがあって
面白いアナを輩出しつづける名門局であることは変わりない。

逸材ではないが、80年代に活躍した長野智子(85年入社)
なんかは、昔はどう見てもお笑いアナだったのに最近は
「ジャーナリスト」みたいな顔してテレビに出ている(笑)
何をしでかすか分からないフジアナはやはり面白い。


今日は成人の日。
youtubeより、「しあわせ未満」太田裕美

二十歳まえ~君に会わなきゃ~♪