左尾恵子/三島美佳子 | アナウンス研究コピペ保管庫

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左尾恵子/三島美佳子


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地上波テレビで競艇中継を見ようとするならUHFや地方民放局
で放送される「SG競艇LIVE」を見ることになるのが通常だが

現在の競艇LIVEは生島ヒロシ、梶原しげる、青島健太といった
男性司会者と、当ブログでもスターアナとして紹介した永山美穂
デュエットで進行されることが多い。最近の永山は競艇アナの
代表的存在のようになっていて初日ドリーム、準優勝戦、優勝戦と
地上波の中継には必ず彼女が登場する。童顔小柄&中音スピント
で魅了する永山は進行もアシスタント的な役柄も難なくこなす実力者
であり、アナヲタ視点で見ても競艇LIVEは楽しめる番組だ。


ところで競艇LIVEは昔からずっと永山が出演していたわけではない。
様々な女子アナが同番組にこれまで登場していたのだが
今日は01年頃に同番組で活躍していた二人の女子アナ、左尾恵子
三島美佳子について紹介したいと思う。8年ほど前に見ていたアナ
なので動画も何も手元に残っていないのだが、二人とも元局アナの

実力肌。記憶を頼りに回顧してみよう。

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左尾恵子(画像なし)


94年RSK山陽放送入社。94年というと他局では髙橋美鈴
土井敏之丸岡いずみなどと同期ということになる。RSK時代の
彼女については全く知らないのだが彼女はディレクターの仕事も兼務
して番組制作の中枢に携わっていたようだ。私が彼女を知ることに
なったのはRSKを退社してから担当していた01年頃の競艇LIVE。
ルックスは今でいうと「世界一かわいい」テレ東の松丸友紀に似た
丸顔・小柄・釣り目の美形だ。声質は中音からやや低めのリリコ
で滑舌も良い。当時の競艇LIVEは優勝戦以外は女子アナ一人で
スタジオを進行することになっていて、左尾さんは初日や準優勝戦に
登場することが多く一人でテキパキと番組を切り盛りしていた。
以前述べた「ソロかデュエットか」でいえば左尾さんはソロタイプだと思う。
杉崎美香のような貫禄・力強さでゲストの蛭子さんやkyo君tei君
(なぜか番組に登場する芸人)、そして中道善博のような無愛想
な解説者を相手に持ち前のトークセンスで話を振ったり感じよく

受け答えして淀みなく進行していた。非常にしっかりした感じの人で

やや古風な格好がよく似合う。私より歳は上だが見事な進行ぶりや

声質のよさに毎度惚れ惚れとさせられたものだ。
しかし03年あたりから彼女は番組に出なくなった。
「一体どうしたのかな」としばらく思っていたところなんと


ttp://pdp-japan.com/index.html


局アナを引退した人たちのキャリアアップ・転職の支援、研修や
コンサルティング的な仕事をされているとのこと。苗字が結婚されて
変わっていて「小田恵子」さんになっているが、美貌が
「あのときのまま」なのはさすが。女社長としてバリバリ仕事を
されているようだ。
ところで彼女はこの仕事をはじめてから雑誌等のインタビューに何度か
登場し、自らの実業家転身についての経緯などを語っているのだが彼女は
「自分は東京でフリーアナとして仕事をやるにはオーラも実力もなかった」
「ディレクターに指示される仕事も合わなかった」
というようなことを仰られていた。
アナヲタの私がみても、あれだけの美貌美声・進行の的確さで唸らせて

いた彼女が「オーラがない」などとはとても思えなかったし、もし今も

現役アナならサイドバーで☆が二つつく「スーパースター」に推挙したい

逸材だったと思うので、彼女の言葉は少し意外。ただ、プロが自分で
感じる自身の力量はやはりアナヲタ視点とは違うと思うし、また
彼女が言うにはフリーアナや地方アナというのは我々アナヲタが想像する
以上に厳しく、不安定な仕事のようで、今彼女がやっているキャリアアップ

をサポートしたり相談に乗ったりする仕事は業界的にも意義がある社会貢献

なんだということは私もよく理解できた。競艇LIVEで見せたような貫禄ある捌き

で事業のほうも大成功させていただきたい。
(なんと最近、BSデジタルで女子アナ的な仕事にも復帰しているようで
機会あれば見てみたいと思う)

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三島美佳子(画像なし)


92年福井テレビ入社。左尾さんと同じく地方局を退社した後に
競艇LIVEで活躍していた。左尾さんとは好対照に少しオットリした
風情の癒し系タイプだったという記憶がある。声質は(確か)高めの

ややスピントがかった感じ。先に述べたkyo君tei君のややスベリ気味

のギャグにもケラケラと笑っていて非常に感じがよかった人。
ところで三島美佳子さんについて語るには外せない物凄く大きな話

があって、それは彼女が黒田清子さん(元・紀宮内親王)の「ご学友」

だということ。さらに三島さん自身が歴史でも勉強する三島通庸の末裔。

三島通庸についての歴史的な評価はとりあえず置いておいて、お嬢さん

が多い女子アナのなかでも、三島さんが一際、育ちのいい人である

ことはまず間違いないだろう。また黒田さんの結婚の際にはなんと

ワイドショーに登場してコメントしていた。
で、そのときの三島さんの苗字が「川崎」になっていたのだがこれが

何を意味するかが解らない人は多いだろう。実は三島さんの旦那は

競艇選手の「川崎智幸」。競艇ファンなら川崎選手といえば誰でも

「あ~イーグル会の」と答えるほどの有名選手である。私のかすかな

記憶では川崎選手と結婚したとき三島さんが

「私と付き合うようになってから(川崎選手の)優勝がなくて心配・・」
とファンとしては笑ってしまう発言を専門誌でされてたことがあった。
少し競艇フリークとして言わせてもらうと川崎選手はイイ選手なの
だが肝心なときに勝ちを拾えないイメージがある。去年の10月に
多摩川優勝戦で先行する濱村美鹿子(こちらもミカコ!)選手の
艇尾に突っ込んで転覆したのが記憶に新しい。もう若い選手では
ないので早いうちにSGをとって奥さんを喜ばせて欲しいものです。


以下のリンク動画は川崎選手の語り草になっているレース。
(00年戸田ダービー)。転覆失格になったものの、名勝負に
拍手は鳴り止まなかった。
実況は男子アナ特集で紹介した北島興
戸田競艇 SG 全日本選手権(ダ~ビ~) 優勝戦[アメーバビジョン]


kawasaki

同レースでの川崎智幸と池上裕次の激しい競り合い


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11月末から年末まではもっとも公営ギャンブルレースが盛り上がる期間。

競馬は有馬記念(JRA)、東京大賞典(地方競馬)。競輪は競輪グランプリ。

オートレースはスーパースター王座決定戦。そして競艇は賞金王決定戦。

高額賞金を狙うトップレーサーたちが熾烈な争いを繰り広げる。


私は本当はギャンブルは殆どしないのだが、競艇や競輪はスポーツ視点
でかなり楽しめる。私は賭けるときは本当にごく少額なので業界からすれば
迷惑な客だとは思うが、100円で入場できる競艇は素晴らしいエンタメ

だと思う。興味がある方は一度、レース場に足を運んでいってみては

いかがでしょうか。(最近は女性も入りやすい施設が多いです)