2009-07-02 00:32:38

■バルセロナの恋人たち

テーマ:映画

■Barcelona

●バルセロナ繋がりで旧作を、といっても「バルセロナ」の題名の作品は多い。これは1994年のアメリカ映画。日本では1996年に一部地域のみで上映され、あっという間に終わったのではないだろうか。目立たない、スターなし・・・とは、監督であるホイット・スティルマンのデビュー作「メトロポリタン」同様の扱いだったのではないか。

むむむ、残念至極。後になって当方はビデオで見たのだが、なかなかどうして!こうして!こうなって!そうなるのよね~と「メトロポリタン」以来、感激も新たでありました。





こちらの「バルセロナ」は、バルセロナで働くアメリカ企業の営業マンとその従兄弟で海軍勤務(中尉だっけ・・・中尉を目指してたんだっけ)というアメリカ人男子(ま、どっか少年気質も見え隠れ)二人によって転がる物語。

冷戦も終わりを迎えようとしている時期のバルセロナ。
アメリカ系企業で働くアメリカ青年テッドは、失恋の痛手を癒しつつ孤独ながらも静かな生活を楽しんでいた。
突然従兄弟のフレッドが居候を決め込んできた。
静かな生活だったテッドを囲む周辺も動き始める・・・
幼なじみで従兄弟。兄弟同然の間柄に見える二人の対照的な行動はさておき、恋する相手はバルセロナの女性。





テッドが恋したモンセラート。
彼女の中に不安が芽生える。アメリカ人との恋愛で導かれるやもしれん結婚=アメリカ移住。アメリカへの不信感が漂い始める。何故に・・・身勝手な恋人の入れ知恵。エキセントリックな反米主義者たち。フレッドは奔放に付き合いながらも、どうもテッド同様にモンセラートに気持ちが移っていく・・・。

堅実で実直・・・生真面目でしかし少しねじれたハートを持ったテッド。
私見ではありますが、まるで若き日のウディ・アレンをキュートにしたテッドの聖書を片手のダンスやら、セールスマンのバイブル・・・カーネギー等の本への心酔・・・その口からでる言葉の実にテンポ良く洒落たセンスで構成されたアレン調の会話。。。そこにお調子者で身勝手なフレッドの行動が起こした事件。バルセロナの女はしたたかでもあったデス。

事は思わぬ方向に進みながらも、これがホント、いいんだなぁ~。
「Metropolitan」「Last Days of Disco」、二つとも好きなスティルマンの作品だが、三部作ともいえる(男優二人は三本共に出演)・・・こんなニヤニヤしながら(音楽も愉しくってね)見れた作品に出会えてホント、ぼかぁ~幸せだったデス。




ある人たちにとってはなんちゃない、他愛もない話なんだろうが、当時のバルセロナでアメリカ人がどう見られていたのか、それでいてどこまでも生粋のアメリカ人を演じたフレッドのユニークな面も手伝って、これはエンディングまで目が離せなかった。最後まで楽しんだのだよ。
髭剃りは歯をどちら向けで剃るのか、なんてサ、フレッドの言い方も可笑しかった。
テッド役にテイラー・ニコルズ。フレッドにクリス・アイグマン。何れもTV等で現在も俳優稼業。メトロポリタン一期生、いや、スティルマン組の俳優としちゃ、また出てきて欲しいんだがね。

クレジットにはないが、フレッドの様子を最後に見にくる(ほんのチョイとね)医師の役、あれはホイット・スティルマンって気がしているんだが・・・。本人に聞いてみたいんだがな。。。

で、噂ではスティルマン、今年久し振りに映画撮るらしいのだが・・・リトル・グリーンメン、あれまっ、ホントかい!?(1994年/製作国アメリカ/アメリカ公開1994年7月29日/日本公開1996年1月)



▲Barcelona: the original movie


●Directer&Screenwriter:Whit Stillman ホイット・スティルマン
●Cast:Taylor Nichols テイラー・ニコルズ Chris Eigeman クリス・アイグマン Tushka Bergen タシュカ・バーゲン Mira Sorvino ミラ・ソルヴィノ Pep Munné ペップ・ムンネ Hellena Schmied ヘレナ・シュミッド Núria Badia ヌリア・バデア Thomas Gibson トーマス・ギブソン

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2009-07-01 22:30:58

■それでも恋するバルセロナ

テーマ:映画

■VICKY CRISTINA BARCELONA

●今頃になって・・・感想なんざおかしな具合なんでありますが、じっと堪えてたのでありまして、ごめんなさいですよ。
いえね、ウディ・アレンの映画にはちょいと前に、もーさよならしたよな気分でおりやして、それがまた欲がでてきたってことで7月は1日に見にいったんであります。ど、どうしようか、なんて思いつつも、今度はちょいと違うのか、とね。

舞台はバルセロナ、です。主役は・・・女子二人、だった。
バカンスでスペインを訪れたアメリカ人女子二人。原題を見て、あ、そうかそうか・・・「ヴィッキーとクリスティーナのバカンス・・・バルセロナ」なんですね。そういう設定の物語だったですか。






確かに、絡んでくる地元バルセロナの色男演じるハビエルもその元妻演じるペネロペ・クルスもいい。今回の設定も面白い場面が用意されながらも、この二人ならばそりゃこの程度の主役二人だったら食っちゃうでしょの存在感。ペネロペは特に。
それが狙いであれば、ま、もーいいんですが、いったいウディ・アレンは何しているのか・・・ロマンチック・コメディとはよくいったもので、観客の対象は若い女子。テーマはアメリカ女子の若さと馬鹿ンス(うはッ)ってことであれば巧く納まった脚本の一本か。
しかしね、この程度の映画を何本撮って貰っても、ちっとも嬉しかないって世代とは疾うの昔に袂を分かつ、そーゆことかと今更ながらに思う。



マリア・エレーナ、フアン・アントニオなんて名前なんかに目が行ったりしますが、ま、折角救いだったかもしれん役どころのパトリシア・クラークソンが、も少し立ち回る場面があれば違った色合いになった気がするのは、やっぱり歳なんでしょか。ちなみにペネロペが色濃く美しいのは矢張りアルモドバルの元。あそこでが真骨頂。可笑しく切なくキリキリ痛くもの悲しい。・・・ウディ・アレンの物語には情がない。それが今の世だと思い知らされる方を取ったのならそれでいいと。

映画「バルセロナ」(バルセロナの恋人たち)があった。
・・・疾の昔にウディ・アレン調を彷彿とさせながら、小品ながらも印象深い洒落た趣きを見せてくれた。・・・「メトロポリタン」のホイット・スティルマンが撮った作品。あれがあれば、「バルセロナ」舞台の映画はいい。
あれ二人のアメリカ男子が主役の物語だった。あれがあればアタシャ、もー良いと改めて思うた次第。暴言吐くか・・・「セックス・アンド・ザ・シティ」調には興味ないですけん・・・。(2008年/製作国アメリカ・スペイン/アメリカ公開2008年/日本公開2009年6月27日)



▲Official site


▲Official site:Japan(ソレ-コイ、ってサイト名ですかぁ)
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。

●Directer&Screenwriter:Woody Allen ウディ・アレン
●Cast:Rebecca Hall レベッカ・ホール Scarlett Johansson スカーレット・ヨハンソン Patricia Clarkson パトリシア・クラークソン Penelope Cruz ペネロペ・クルス Javier Bardem ハビエル・バルデム Kevin Dunn ケビン・ダン
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