昨日は能登半島地震から

1ヵ月でしたね。

 

2024年元旦。

 

1年で一番

清々しくて平穏で

家族の笑顔があふれる日に

あんな災害が発生してしまったのは

本当に「災難」としか

言いようがありません悲しい

 

 

昨日のニュースです。

 

 

見つかった妻子とみられる遺体は

損傷が激しいと聞かされ、

身元の確認を断った。

 

「思い出の中の2人は笑顔のままにしときたい」

 

と、DNA鑑定を待たれているそうです。

 

賛否あるのかもしれませんが、

お気持ちわかります。

 

 

自分を引き合いに出して恐縮ですが

夫が救急車で病院へ運ばれ

救命措置も叶わず亡くなった時。

 

処置室へ入り

他の人達が全員下がって

私と娘だけが残され

夫と最期の対面をしました。

 

夫は綺麗なままでしたが

頬に手を触れると冷たくて

 

あぁ、人って死ぬと

こんなに冷たくなるんだな、

 

と思いました。

 

 

あの時の姿と冷たさは

心に刻まれています。

 

損傷なく亡くなった夫ですら

そうなのですから、

 

生前の面影を残さない姿との対面は

これから生きて行かねばならない人の

心を打ちのめすだけだと思いますし、

ご本人も望んでいないのでは?と思うのです。

 

少なくとも私自身は、

きれいなままの自分を覚えていてほしいです。

 

 

 

こちらのニュースにも心に響きました。

 

「おくりびと」は有名ですが、

以前「エンジェルフライト」という本を読みまして。

 

エンジェルフライト 国際霊柩送還士 (集英社文庫(日本)) [ 佐々 涼子 ]

 

最近Amazonプライムビデオでドラマ化もされたようです。

 

エンバーミングというのが遺族にとって

いかに大切か、ということを感じました。

 

エンバーミング(embalming)

 

遺体を消毒や保存処理、また必要に応じて修復することで長期保存を可能にする技法。

日本語では遺体衛生保全という。

 

土葬が主体の国では感染予防の観点もありますが、

日本には古くから「死化粧」という言葉があるように

最後に美しい姿のまま送り出したい、

その姿を心に遺したい、

という気持ちが

あるように思います。

 

 

虹虹虹

 

 

本当に若い頃、

能登半島を旅しました。

昔すぎてあまり覚えていないのですが不安

 

 

たぶん、輪島キリコ会館。

 

 

輪島の朝市。

 

「朝市ばあちゃん」が有名らしくて、

みんなほっぺが赤くておねがい

かわいらしかったのを覚えています。

 

燃えてしまったなんて。。。悲しい悲しい悲しい

 

 

上のニュースの妻子を亡くされた方は、

「白米千枚田」耕作ボランティアをされていたそうで。

千枚田も無数の亀裂が入り、

ボランティアの大半は2次避難で市外へ出てしまったそうです。

 

青々としていた棚田と、

美しかった日本海。

 

 

もっと支援をしたい。

誰かがやるだろうではなく、ちゃんと。

もっと。