都市伝説のように囁かれている
「口座名義人が死ぬと銀行口座が凍結されるので、葬儀費用も出せなくなる」
というお話について。
私もそういう噂を聞いていたし、
夫が亡くなった時、勤務先の方が
「亡くなると口座が凍結されると聞いているので」
と、その月の給料を私名義の口座へ振り込んでくれるという、ありがたい手続きをしてくださいました(感謝)
経験者から言うと
銀行に伝えたら、凍結されました。
死亡届を提出したからといって、凍結されるわけではありませんでした
相続手続きのため、銀行に夫の死亡を伝えた時に、凍結されました。
そりゃそうか・・・
銀行はそこまで情報通じゃないだろうし。
死亡届を受理する役所側も、誰がどの銀行に口座を持っているか知りませんよね・・・
(今後マイナンバーカードが普及するとわかりませんけど!!)
※追記
コメントで教えていただきましたが、地方銀行や信用金庫は
新聞の訃報掲載欄をチェックしている場合もあるそうです。
大きなお世話・・・。
一般的には「凍結前の口座から、葬儀費用を引き出すのは避けた方がいい」と言われています。
確かに、相続人が複数いる場合、誰かが勝手に引き出したりしたら、不信感が芽生えて後でもめそう・・・
でも我が家のように、相続人が私と子供だけで、しかも子供が小さい場合、口座が凍結する前に、葬儀費用を引き出すよね・・・(小声)
口座が凍結すると、各種の引き落としもできなくなります。
公共料金も引き落とせなくなると困りますね。
名義人の変更は早めの方がいいですが、
処理が完了するまで1ヵ月以上かかるらしいです。
引き落とされずに放置すると、
各会社から連絡があり振込用紙が届くとか。
途端に電気等が使えなくなるわけではないのですね(ほっ)
心配なのはやはり葬儀費用。
葬儀会社への葬儀費用支払いは、現金一括払いが一般的だそうです。
これは今の時代でもそうなんですねぇ。
「口座凍結」が有名な話なので、葬儀社側がなんとか柔軟な姿勢とれないの?と思いますが。
2019年7月から、金融機関口座の仮払い制度が施行され、一定金額まで相続人の方が単独で引き出すことができるようになったそうです。
しかし金融機関によっては支払いまで時間を要することもあり、すぐ葬儀費用へ充てることが難しそうです。
事前にできることは
- 葬儀会社をリサーチして、クレジット払いできるところを探しておく
- 葬儀費用を生前もらっておく
という感じでしょうか。生前あまり考えたくない事柄ではありますが。