先日KORGのフラッグシップシンセサイザー、 KRONOS LSを購入。

以前から購入を検討していましたが、買ったら買ったで音色を作る暇がなく(^◇^;)、飾り物になってしまう予感がしていたので見送っていました。しかしちょうどKORGでもアクセサリーのセールをやっていたし、自粛期間でStay Homeな時期なので、免疫力を高めるためにも、今でしょ!って感じですかね・・・。

 

長年仕事ではKORGのM3 61を使用しておりますが、一聴して比べて基本的には抜群に音色が良くなった感はないですね・・。まあM3はかれこれ10年のお付き合いで、かなり音色を作り込んでいるからっていうのもありますが・・。

ただPoly-6などのモデリングが入っていて(これは実機を持っていたので気に入りました!)、鍵盤のフィールと相まってなかなか良い感じでした!

 

そうそう、鍵盤といえばこの機種だけ新設計のライト・タッチ・LS鍵盤が搭載されています!

それも購入理由の一つでした。先のPoly-6やCX-3というヴィンテージオルガンのモデリングも搭載されているので、ピアノタッチより表現の幅が広がるだろうと思っていたんです。

 

しかししかしそこで問題が・・・。

PIANOの音でサウンドチェックしていた時に、ん?なんかE♭5あたりのヴェロシティーがおかしい!!って思ったんです。電源を入れ直したり色々やってみたが、やっぱりおかしい!!

しばらく考えて、これはシステムというより物理的な問題と直感したので、まあ時間もあるし、イキナリ!分解しました。

 

お!やっぱり・・・。写真のヴェロシティーを検知するグレーのゴム足が外れていて浮いていました(写真はきちんとはめたところ)。オイオイ・・・ちゃんとチェックしてんのかな?Cの一番高い鍵盤には誇らしげにMADE IN JAPANのシールが・・。買ってイキナリ洗礼を受けましたね。まあ長く使っている(使う)機材は必ずこんなことがあるので(M3はもう完全にバラバラにしてもネジ一本まで正確に組み上げる自信はありますw)、イキナリお友達になれたから良かったかな(苦笑)。あと買ってから知ったのですが、なんとアフタータッチ非対応!こんな高級機材が!

ポリフォニックアフタータッチくらいつけてくれよぉ〜!表現の幅が段違いだろうよぉ〜!

 

音色エディットはやはりオルガンから!

3日間かけて作ったから、プリセットの10倍ぐらいは良い感じになりました!しかしまた鍵盤なのですが、ウォーターフォールにもならない・・・。KAWAIの電子ピアノだってオルガンの音色にしたら設定できるのに・・・。ちょっとがっかり。フットペダルにおけるエクスプレッションとVolumeの共有もできない・・。あとなんか、レをはさむ黒鍵の幅が広くない?こういう規格があるのかな?

 

まああれこれ言っても、自分で開発したわけじゃないからしょうがない。

でももっと鍵盤にはこだわってほしいな!早くステージで使いたい!