とんでも無い時間に更新しております。


手術は無事に終わり生還しております。


まだ、生還‼️

って感じてはないですが。


辛うじて生きてるというか。

そう

生きている。

生かされている。


覚えているうちに書いてしまいたい。

(痛み止めで朦朧なぅ)


手術直前まで開始時間が決まらず

予定通り13:30開始です、と

看護師さんから告げられたのは

13:23でした。

13:25には出るので支度をお願いしますと。


えっ❗️

そんな急に⁉️


慌ててパジャマと下着を脱ぎ捨て

ディスポパンツを履き

用意されていた準備着?に着替えました。

恐れていた着圧タイツは

足首しか着圧していない感じ。

これならメディキュットの方がキツイ。


程なく看護師さん登場。

病棟の出口で既に1時間前から待っていた夫と合流して、歩いて手術室へ向かいました。


手術室は前にも来た麻酔科のある階。

新しくはないけれど

明るくて清潔感にあふれています。

椅子に座って待って下さいね、と言われましたが

程なく手術室の看護師さんに引き渡されました。

昨日もお会いした看護師さん。

ここの病院は明るくハキハキした看護師さんばかりです。

私はと言えば、パニックの発作寸前に緊張して

逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。

降圧剤を飲んでも血圧が下がりません。

既に両腕は内出血しています。


看護師さんと同じキャップを被り

さぁ、行きましょう!といざなわれ

重厚な自動扉を開けました。


ドラマで見たのと同じ

緑系の床と壁の無機質な路地を抜け

小さな部屋の小さな手術台が待っていました。


泣き出したい。

やっぱり辞めますって言いたい。

若干、震えながら台に登るステップに乗りました。

入り口に足を向けて寝ました。

サンプリングの時の台も細長くて寝にくかったけれど、それより小さな人間サイズです。

私ひとりすっぽりジャストサイズ?

これは体格に合わせてるんだろうな。


まず、男性スタッフに大きなバスタオルをかけられ、準備着の両腕を抜いて下さいと言われました。

えっ

肩をはだけて、ってこと?

バスタオルで抑えられながら

何とか脱ぐ。


なんでこんな面倒なことするの?

エチケット⁇


バスタオルで胸元を隠しつつ

色んな計器が貼り付けられて行く。

足が落ちないように軽く足元固定しますねー。

頭上にドアップの麻酔科女医さん登場。

15歳の時の医療事故に触れて

虫垂炎の手術の時、麻酔で心臓の動きが悪くなったとか?

悪く、ではなく、止まってしまったんです。

あー、止まったんですね。

でも今回は大丈夫ですから。

ハイ。


まず、点滴の針を入れますね。

左側に血圧計を付けたいので

右側の手の甲から行きます。


えっ

腕じゃないんですか…

これは心の声です。

手の甲痛いから嫌なんだよなぁ。


痛いっ!

いたたたた、凄い痛いです!

指先痺れます!

って言ってみたけど

はい、無事に点滴の針が確保されました。

とのお言葉。

再び女医さんは頭上にスタンバイ。

視界に入らない頭上から執刀医が

名前や生年月日、今日は何の手術ですか?

と質問される。 


右側副腎摘出手術ですっ

(…噛みそうだったよ。)

麻酔の種類は何ですか?

は?

種類って⁇

…え、ガス、ですか…?

はい、全身麻酔ですね。

ガスを使います。

アルコールやラテックスにかぶれはありませんか?

はい、ありません。


では始めて行きます。


酸素マスクをかぶせられます。

ちょっと小さい。

うむ、うむむ、うぐぐ。

窒息しそう。


再び女医さん頭上から登場。

まず注射を使います。

ふわふわとして来て

次に気がついた時には手術は終わっていますよ。

看護師さんが

終わったらお名前お呼びして

起こしますからね!と。

注射が入る。

どうですか、ふわふわしますか?

…ふわふわって言うか、

ぐるぐるして息苦しいです。


大きく深呼吸をしましょう。

おーきく息を吸って!

吐きます。

ご自分のペースで大丈夫ですよ?

もう一回!

はい、上手ですね

おーきく、吸って…


******


〇〇さ〜ん?


は、


〇〇さん!

苗字を呼ばれています。


はれ?

あ、ほんとに一瞬だった。


ドレンなし、それと…

女医さんが看護師さんに術後の報告をしながら被ったキャップを外してくれる。

あらぁなんて綺麗な三つ編み!

私の髪じゃこうはならないわぁ

とか何とか雑談をしてた。


天井がぐるぐる…してるのはベッドで移動してるからか

にしても

真上向くの気持ち悪い…!

息子が育てたプランター

お見舞い画像のつもり?