仕事をしている時は、パソコンのキーボードや電卓を叩いて集中し、電話を取る声も妙に明るいのですが、
何もしないで居ると、考え事ばかりしてしまいます
ばあちゃんの最期はどうだったんだろう?
何か思うことはあったのかな?と考えていました。
私ももう子どもではないし、身内が亡くなるということは何度も経験していることなのに、やはり慣れないと言いますか…。
初めての時(私は大学生で、こちらの祖母が亡くなった時でしたが)、
肉体はそのままで、たしかにそこに居るのに、魂はどこへ行ったのか?って考え続けたら、
葬儀が終わるまでよく寝られなかったことを思い出しました
今回も考えることは一緒ですよ
身体から離れた魂はどこへ行くのか?って。
母曰く、うちに来てるんじゃないかって言うんですけど、そうかですかねぇ?
きっと、じいちゃんと再会を果たして、どうも久しぶりだなぃ!
なんだべ!来ちまったのけ!なんて会話をしていそうです。
祖父か亡くなってから12年が過ぎましたから、今までは伯父を巻き込んで好き勝手にやっていたのではないかと想像します。
今頃は、しこたま お菓子を持って、よっぱら お酒を飲んで、3人でお花見でもしてるでしょうかね
葬儀は最少催行人数で行われ、孫は県外からはお呼びでないと言われるかと思っていたら、通常通り執り行うとのこと!
今、"まんぼう"でもないせいなのでしょうか。
仮にウェルカムだとしても、葬式だからってコロナも手を緩めてはくれないですからね。
普段一緒に暮らしていない者同士が葬儀所で寝食をともにするのが危険なことであると恐れます。
こちらでは葬儀所に泊まり込みなんてあり得ないことですが、向こうではやはり当たり前のことなんですよね。
そうなると、親戚同士ワイワイとやってしまうのか、地方でコロナが増える原因の一つなのかもしれません。
本当は最後くらい祖母に寄り添いたいし、伯母達だけに任せっぱなしにするのも心苦しいことですが、
密室で長時間を共に過ごしたことで、もしものことがあってはならないと、とりあえずビジネスホテルを押さえました。
Go Toだか県民割の影響なのか、いつもと違ってほぼ空きがなく、選択肢がありませんでした。
何しろ急なことですから、高くついてもしょうがないですね
今年は帰省をしそうな予感みたいなものがあったけれど、まさかこんなに急に帰省することになるとは。
そして、コロナ禍最初の帰省が祖母の葬儀になるとはです。
そうでもないと、帰ることがない状況ではありますが、祖母の居ない白河なんて、冷静になってもちょっと考えられないです。
仕事の方は…決算処理が佳境で、今週末は休日出勤も視野に入れていたほどでした
いくら残業をしてでも、時間稼ぎができれば良いですが、お通夜に出られる・出られないが瀬戸際です。
もちろん、仕事よりもばあちゃんの方が大事だし、同僚らも行った方が良いよ〜と言ってくれるんですが、
一年のうちで最も大事な時に、仕事を途中で投げ出して良いものかどうか…。
必要書類さえ届けば先に進めるのに、いつ郵送されて来るのかがよく分かりません
4月に入って、自分ばかりが残業しているせいで、周りの人も気を遣い始めて…
やったこともない仕事を自分か代わっても良いと申し出る人もいるほどなので、できれば自力でなんとかして、万全の体制で臨みたいところです。
今日・明日が本当に正念場。
上手いこと、ばあちゃんが導いてくれると願うしかありません。