アロハの胸ポケットにわらび挿しながら歩いていたら。ポケットパンパン、わらびが溢れるほど。

土の中から、わらびはおられても折られても次から次へと伸びてくる、まさに大地の恵み。

母もルネちゃんと散歩すれば、わらびの束を持って帰る。

おいらも、母のように気づけばわらびハンターになっていた。

美味しいし。わらび。

環境保護とか、二酸化炭素排出規制とか、リサイクル事業とか、無駄なことばかり言っている政府。

リサイクルには金や資源が余分にかかり、環境うんぬんいうなら、林業を復興させればいいだけだ。


人が入らない山は荒れ放題で土砂崩れをおこす。

雨が少し止み、山にはあちこちから、草刈機の音が響く。草木の成長力に、ちょっとうんざりしてしまう。

ホワイト化する社会。あらゆる差別、荒々しい言葉、間違いや嘘を否定する意見さえ、言葉にしてしまえば、侮辱した罪?

何かがくるってしまった現在。真面目で真っ直ぐな人間は、知らぬ間に搾取され、苦労を強いられられる。民主主義はそれを是正する選挙を持っているが。既得権益を守る、こずるい政治家の手により。小選挙区制度がある限り、社会は闇のまま。

国民よ!どうするのだ?


大地や、海原、漆黒なる夜空を眺めれば、人間として恥ずかしい生き方はしたくは無いと思えるだろう。

そーんな、雨上がりの散歩は楽しい。