知らぬうちにわたしは特別を探しすぎていた気がする。


一つの事を堂々巡りのように考え結局堂々巡りを繰り返している。


堂々巡りに嫌気が刺し始めて変化を求めて特別を求めた。


でも、


特別を探し始めた事でわたしはふつうでいられなくなった。


特別な何かを探すのを辞めたとき


わたしには何かが見え出すのかも知れない。



今は何も探すまい。


ただ漂ってみよう。





漂い続けるのもわたしには良い経験になるだろう。


ただここに居続ける。


それもいいのかも知れない。



何かと比較したりする毎日はもううんざりだ。



花がただ咲くように


雲がただ流れていくように


わたしはただここに居続けよう。




誰からも気付かれぬ花になるかも知れない。


誰からも見られない夜の雲になるかも知れない。



そんな不安を抱えてはいるが


とりあえずここに居続けよう。




今、そうとだけ決めた。







By てぃあ



(=⌒▽⌒=)