こんにちは! 東京都北区議会議員の吉岡けいたです。

 

6月14日水曜日、明後日ですが、北区議会本会議の個人質問において、北区における「国民保護計画の取組」と「憲法9条に向けた北区の考え」を伺います。

 

 

  基本、国の安全保障において自治体(区)が判断、決定をできなことは理解しています。区の答弁も「憲法9条改正に向けては国の判断を待つ」とあることは想定しています。

 

 しかし、今まではそれで許されてたかもしれませんが、今、状況が変わっています。

 

 北朝鮮の弾道ミサイル発射問題です。

 

 今年に入り9回の発射。そのうちには、国の排他的経済水域(EEZ)内に着水した事例も含まれます。

 

 北朝鮮の某団体は、「アメリカより先に日本列島が焦土となりえる」

といった挑発的な声明も出してます。

 

 内閣官房長官は、国民保護ポータルサイトで、「ミサイル攻撃を他国から受けた場合、身を守るための行動」をとりまとめています。

 

 さらに、記者会見で「ミサイル攻撃を受けることを想定した場合、国民が自身の身を守ることの必要性」を訴えました。政府は都道府県担当者を集め緊急会議を開催し、避難について住民に周知と訓練を呼びかけています。

 

 有事になれば自衛隊は敵の攻撃に対応することに専念せざるを得ません。つまり、自然災害とは異なり、国民の避難・救援をすることは自治体の義務であり役割です。

 

 国民保護法(平成16年制定)11条に、地方自治体の義務として住民の避難指示、救護の実施、案被情報の収集と提供、普及に関する措置があります。

 

 しかし、実際、国民保護法で自治体が行うべきとされる避難訓練、自衛隊との協働訓練、準備と用意がまだまだ未整備、ほとんど行われていない自治体があるのが現状です。

 

 今回は、北区がどこまで北区国民保護計画(今年2月に変更された)

の要領を守り、取組をしているのかについてしっかり質問・追及・確認を行います。

 

 合わせて、憲法改正問題について。憲法9条改正について、自衛隊の存在明記を求める区民の声が届いています。こうした要望・意見に応えるよう、憲法改正を議論できるシンポジウム、パネル展、講演会の開催を北区平和事業に取り入れることについて質問します。

 

 憲法9条は国の問題であるから区は関係ないという答弁には納得しません。北区は昭和61年に平和都市宣言をしており、非核三原則の順守を訴えています。非核三原則は国防の治安問題であり、これを行っているのであれば、自衛隊の憲法明記、憲法改正に向けた区からの提言についても区民の命を守る取組の範囲内であるはずです。

 

  国民保護法に関する自治体取組に関してだけでなく、憲法9条改正にまで踏み込んだ質問を区議会議員が行っている事例は他に聞きません。もし、自身も質問した(これからする)という地方議員の方がいらっしゃればご連絡ください。テーマについて意見交換を希望します。

 

 連絡、情報が無ければ、区議としては当方がかなり進んで区民の命を守る取組を考え行動していると理解します。今回の論法で問題なく質疑できれば、今後は区議の立場からでも憲法改正に関する質問、提言が可能となります。

 

 今回の質疑は重要と認識しています。無事に前向きな答弁を引き出せれば、ガンガン情報発信を行い、この流れを広げていきたい。地方から国を変えるのは不可能と決めつける人がいますが、徹底抗戦させていただきます。

 

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  議会質問は回数も実績ですが、その内容と先進性が重要です。今後、基本毎回質問し、内容も他市区が踏み込んでいない部分、かつ時代が求めている最重要ニーズについて行っていきます。

 

 回数では毎回、質問を行う斎藤りえ区議を抜けない(当方は9回の本会議開催のうち6回の質問実績)のですが、内容と先進性で北区議会一番、斬新さと先進性で区議会議員NO1を目指します。

 

 政治、議員業務は実績と結果が重要です。

 

 街中でも区政レポート配布について駅頭、スーパー前で行います。

 

 道でお会いできたらお声がけください(^^)/

 

 吉岡けいた 

 1967年3月生まれ 東京都北区生まれの北区育ち

 王子第三小→稲田小→神谷中(いずれも北区立)

 帝京大法学部を経て、平成2年北区役所入庁

 公務員として23年間在職 → 平成25年退職

 平成27年北区議会議員初当選

 社会福祉士

 政策 高齢者・障がい者の地域見守り支え合いシステを創る事