700年の歴史を誇る芸能である田楽舞が王子神社で、2016年8月7日日曜日に行われました。
鎌倉末期から始まったといわれます。一般的な田楽踊りが豊作を願うものであるのに対し、魔除け、災難除けを願うものという大きな違いがある躍り。
戦争で一時期、田楽は途絶えていましたが、1983年に有志が復興。
毎年、8月10日直前の日曜日、王子神社の例大祭にて奉納されます。

こうした伝統芸能が日々の生活に根づき、地域を大切に感じる気持ちが育まれてきた事が伝わります。神社が地域の中で拠点となる現代ではありませんが、積み重ねられた伝統を大切にしていきたいと改めて感じました。