昨日の3月4日から合計7日間の日程で、予算特別委員会が始まりました。


 予算特別委員会とは何か?簡単に言うと、地方議会が行政の新年度予算の事業内容について、審議を行う場です。つまり、行政は福祉、人事、施設管理、防災、教育など多様な仕事を行う訳ですが、そうした業務はすべて各分野ごとに事業として議会の議決を経て予算が作られます。議会は、その新年度予算を採決するか否決するかを見極めるため、議員が行政(管理職以上職員が対応)に質疑を行い、その予算が適正かどうかをチェックします。これを行うのが「予算特別委員会」であり、メンバーは区議会議員39人の内約半数の20人。実際には、委員長と副委員長が審議を仕切るため、質疑する議員は18人。


 当方はメンバーの一人として今回参加します。


 場所は北区役所4階の委員会室。昨日の初日「総括質疑」は北区のほぼすべての管理職職員が委員会室に入室(あるいは別室待機)されたため、かなりの大人数で委員会室が埋まりました。対応されました理事の皆様は大変お疲れ様でした。


 時間は午前10時から午後5時過ぎまで<最終日の3月16日は昼過ぎに終了>。


 長い時間の審議となりますが、ここで緊張感を持ちしっかりと行政に「無駄の削減、予算を長期ビジョンをもって改革すること」の視点で質疑に挑み、事業の有効性についてお聞きしていきます。そのためにはとても細かい質問をしますし、しつこいと言われるくらい「補助金の見直し」「助成金支給団体への支出監視機能の充実」といった内容を繰り返し確認していきます。


 区民の代表として、区民視点で税金の有効な活用方法を訴えていきます。


                   北区議会議員 東京維新の会 吉岡けいた