北区議会議員の吉岡けいたです。おおさか維新の会の東京総支部である東京維新の会に所属。


  本日は「北区議会改革検討会」が行われました。いよいよ最後のテーマ検討であり、来月の最終討議日をもって、今年度の議会改革についての答申が出されます。


  本日は、「議会議長と副議長に支給される交際費について他会派幹事長と委員長まで拡大支給は可能か?」がテーマです。


 交際費と言っても、支給制限があります。議長、副議長の場合、北区議会代表として各種懇親会、親睦会、新年会に参加を要請されますが、その行事参加が対象です。その参加費については、個人的交際ではなく公職としての行事参加であるため公費で支給する趣旨です。


 当方の見解としては、議長副議長の行事参加は、たとえ北区議会代表であっとしても交際費を公費で支給すべきか、やや疑問を感じます。なぜなら、議長報酬は一般議員より多い(議員が控除前61万円程度、議長が92万程度)ため、交際費などが一般議員より高い報酬がされているのでは?と感じるからです。


 但し、事務局にお聞きしたところ、他区でも「議長副議長交際費」は支給されており、北区議会議長への支給内訳もインターネットで公開されている事を確認しました。当方は一人会派であり、議長業務の大変さは理解できないこともありますが、議会代表になれば大変な仕事を抱える事になるのかもしれません。


 上記理由により、議長副議長の交際費支給は上限がある今のルールで認める事には同意します。


 しかし、他会派の幹事長や委員長にまで適用拡大すれば、議会関係の経費が大きくなるため反対しました。


 新年会などの出席は、公務に近い性質がありますが、飲食を伴い、かつ絶対の参加が要求される行事ではありません。議員が自費で参加してでも、各団体との関係を大切にするかどうかは、その会派、議員の判断です。自己負担で問題ありません。


 各種団体の新年会に参加し、お酒を飲めない当方が、「皆さま、おめでとうございます。」の一言を言うために参加して、会費5千円から1万円を自費で支払う日々が毎日続くのは確かに痛みは感じます。しかし、それでも、議会の会派代表として参加を要請していただいた事については感謝をし、できる限り参加して、各種団体の代表や役職の方との関係を築くことも議員の業務の一つです。すべての参加はできませんが、自費でもできる限りの信頼関係構築に向けた交際はできる限りでの参加は検討します。