北区議会議員吉岡けいたです。区議会議員の仕事として、地域にかかわり、高齢者や困窮者の孤立防止を防ぐために地域制度をどのように変えていくかを考えています。


 ソーシャルワーカーデーという日がありますが、ご存じない人が多いことが実情です。

 

 ソーシャルワーカーデーは社会福祉士や精神保健福祉士などのソーシャルワーカーの活動を推進・普及する活動です。


 ソーシャルワーカーとは、生活上の課題をかかえている人びとからの相談に応じ、その解決のために必要な福祉サービスの利用を支援し、関係するさまざまな専門職など関係者と連携を図りながら援助を工夫し、サービスが足りないときはそのサービスを開発することを行います。


 近年、重度な認知症高齢者の増加に対する在宅生活への支援、高齢者や障害者、児童への虐待対応や防止への対応、さらには自殺者や孤独死、生活困窮者や若年失業者などの地域生活支援が注目されています。


 高齢者だけでなく、子供に対する相談支援を行うスクールソーシャルワーカーという専門職も、現在教育現場で活動範囲を広げています。


 ソーシャルワーカーデーは海の日である7月20日です。


  社会福祉関係の全国17団体が加盟するソーシャルケアサービス従事者研究協議会は、ソーシャルワーカーの社会的認知を高めるために2009年から「海の日」をわが国の「ソーシャルワーカーデー」として創設しました


 今年、7月20日に記念イベントが大正大学(豊島区 西巣鴨駅3分)で行われます。8月9日は、東京社会福祉士会が大田区民ホールアプリコでイベントを開催予定です。


 「〇〇〇の日」という事の記念イベントは多く行われていますが、「ソーシャルワーカーデー」の認知度は非常に低い状況です。しかし、今は「平和とは何か」、「格差社会の是正」、「子供の貧困」といった極めて福祉に関係する多くの社会課題が存在しています。ソーシャルワーカーとは何か、何ができるのかを考える啓発の場としても、この記念日は大切です。


 区議会議員が地元のお祭り、事業だけでなく、こうした社会福祉に関するイベント、事業にかかわる事で本当の地域福祉の課題が見えるはずです。


 ソーシャルワーカーに関心がある社会活動をしている方や団体の方にお勧め。当方は両日のイベントに行く予定です。特に8月9日の東京で行われるソーシャルワーカーデーイベントは、学生や社会福祉士資格に興味ある人の参加促進を行う役割を当方が行います。


 興味がる人、関心がある人、是非、一緒に行きましょう。不明な事について、ご連絡いただければお答えします。(^-^)


sdybh682@ybb.ne.jp