「区民主導で区政を変えていく」ことを主要政策にし、日々地域活動を行っている吉岡けいたです。


 本日は、昨日に行われた「衆議院議員選挙 北区」における開票結果を受けて、感じたことを述べます。特定政党に対する批判的と感じられる文章は行わない配慮を行ったうえで、客観的分析とします。


 まず小選挙区選出の開票結果(東京12区では無く、北区内の得票数数字)。北区選挙管理委員会のホームページ公表数字による。


1 太田あきひろ (公明)60,399票

2 池内さおり   (共産)33,810票

3 田母神としお  (次世代)30,116票

4 青木愛     (生活の党)29,885票


 田母神氏が出馬し、「対公明党」を強く意識して政策主張された影響があり、太田あきひろ氏の得票数は前回選挙時より減りました。それでも、現職国土交通大臣としての実績と、自公連立政権による強さで1位当選は予想通り。池内さおり氏は、今回比例復活し、当選です。共産党が躍進した理由に、全選挙区で候補者擁立を行ったこと、民主党と第三局の選挙協力により空白選挙区が生じたことがあります。それにしても、共産党が大きく議席を伸ばしたことは事実ではあります。


 次に、比例代表選出(北区選挙管理委員会 発表 1時26分 12/15確定数)

1.自民党    46,667票

2.日本共産党 28,616票

3.公明党    23,889票

4.民主党    18,497票

5.維新の党   18,353票

6.次世代の党   9,340票

7.生活の党    8,131票

8.社民党      3,523票

9.幸福実現党    458票

10.新党改革     406票



 維新の党は今回、東京12区で候補者を擁立せず、現時点では党所属の現職区議会議員がいません。

政党得票順でいうと、3千票以上の政党票を獲得した政党で現職区議会議員が0であるのは維新の党と生活の党だけ。現職区議がおらず、衆議院議員選挙候補者がいなかった政党は維新の党だけであり、この状況で、ほぼ民主党と同じ票数を獲得できたことは、政党としての一定の評価が得られたこと、政策(マニュフェスト)に対する支持が一定数得られたと分析できます。


 いずれにしても、国政選挙で大切なのは、いかに各選挙区で日常に政党(各所属区議、都議、国会議員、出馬予定者)が地域活動をしているかが問われます。当方も、日々、北区での地域活動を活性化させ、支持していただけるように、なお一層の努力を必死で行っていきます。