2015年4月の統一地方選挙に向けて日々、地域課題解決を行うための実践中の吉岡けいたです。


 高知県議会が政務活動費について、領収書、収支報告書、会計帳簿、活動内容明細の4点セットについて全面的にインターネット公開する事を決めました。


 都道府県として、ここまで公開する自治体は初めてという事です。県議会運営員会委員長が「透明性を高めガラス張りにする」と伝えています。


 北区議会の政務活動費について、当方は今年夏に「インターネット公開」「第三者調査機能の強化」等について議会に陳情しましたが、残念ながら「継続審査」という結果になりました。「継続審査」といっても、今後どのように実現に向けて審査が継続されるのか説明は無く、審査の上どこまで要望が取り入れられるのかは不明確です。しかし、市民が区議会に対する関心を持ち、監査の目を高め、厳しく透明性を求めていかなければ、第二第三の「不明瞭な議会の支出」問題は出てきます。現在、国会でも不透明な政治資金管理問題が討議されています。確かに、こうした情報公開の問題には慎重に対応し、拙速な判断をすると議会の独立性が損なわれる事がありますが、ただ通知書一枚で「継続審査」という結果のみを伝える対応では、議会のやる気と丁寧さは残念ですが感じない事は事実です。