2015年統一地方選挙に向け、日々、地域政策課題に取り組んでいる吉岡けいたです。来年4月には、新党「維新の党」から公認を受けて区政にチャレンジします。


 本日は、当方の政策課題の一つである「社会保障制度の適正化」推進に向け、東京都の福祉サービス第三者評価者養成講習を受けました。本日が6日目であり、最終日。本日に受けた筆記試験が合格していれば(発表は来月初旬)、晴れて

第三者評価者として東京都の評価者名簿に登載されます。この評価者名簿に登載された場合には、広くある福祉施設と福祉事業所(都内が多いですが、都外・地方も対象です)の第三者評価業務を評価者として行う事ができます。


 政治家の方で、弁護士出身者や医師資格を持っている方、行政書士業務を行っていた方はいらっしゃいますが、社会福祉士という福祉専門の資格を所有している人は少ないようです。その社会福祉士の中でも、第三者評価業務を行うため評価者名簿に登載されている方はほとんど聞いたことがありません。当方が、こうした研修を受講し、さらなる名簿登載に向け挑戦した理由には、もちろん当方の福祉業務を行う上で業務上必要という事もありますが、社会的意義を感じたことも大きな理由です。


 社会福祉士資格を所有している方も、勤務場所が決まっている事(病院、施設、事業所、社会福祉法人など)も多く、社会福祉全般に関与して業務を行っている人は少ない状況です。当方は独立型社会福祉士として、成年後見業務だけだと高齢者支援が中心となるため、第三者評価業務で幅広い施設サービスの評価業務に携わり、高齢者だけでなく、障害者、児童、生活保護、母子、障害児、救護などあらゆる施設、福祉事業のサービス向上に貢献することに関わりたいと強く思います。こうした幅広い福祉業務を行う事で、多くの社会福祉の現場を知ることができ、視野を広めてくれます。


 もちろん、議員は政務活動費で関係書籍を購入し、地方視察を行って福祉の現状を学ぶことができますが、現場で実務の中で得られる最新福祉情報こそ政策課題を考えるうえで貴重な題材になります。


 政治課題を学び、実行に移すことで時間を使うため、福祉業務に多くの時間を割けない事が生じますが、社会福祉士として現状を考える事も重要と当方は考えます。地域解決に向けた仕事を中心としながらも、時には社会福祉士として実務に関わり、さらにボランティア活動として地域福祉を学び、政治活動にフィードバックします。多くの時間を福祉関係に充てる事となりますが、区議会議員の仕事の多くは地域福祉=区民の生活に関する問題解決と当方は認識しています。