選挙活動が始まっています。自民党が過半数を取る勢いの世論調査がでています。改革実現は、大きな力を持った政党・政治家が正しい政策を力でスピーディーに行うことが可能となるのは、過半数越えです。一票の格差問題や議員定数削減議論についてもそうですが、政策決定を行う組織が分かれてしまえば、その意見を集約されるのが、日本の政治では困難なようです。


 一党独裁は良くない事はわかりますが、多党政治も意見集約ができず、重要法案の決定・実行ができないこともわかりました。よって、議会政治には限界があり、政治参加への方法は選挙だけではないという確信を持ちました。市民が政治参加できる方法は世論に訴え、社会的な行動を行うことです。言い出す人がだれか、集約して正当性がある内容にまとめられるか、強いメッセージとして社会的にアピールする方法をとるか・・・そうした点も要求されますが。


 ただ個人的に感じること。大きな駅で選挙カーが集結し、ただ自分たちの一方的なスローガンと政治家名を大きな声でわめき散らす光景はスマートとは言えないですね。マニュフェストをネットで完全公開し、工程表とセットで投票者に評価してもらうか、ネットの番組で公開討論会を繰り返し行うか。せっかくネット選挙が解禁になったのに、うるさい街頭演説の繰り返しじゃあ困るなあ((+_+))