こんにちは。
今回は可部線73系の続きということで、スナップ写真や走行写真を載せてみました。そして、TOMIXの73系可部線4両セットも無事に入線しましたので、その報告も一緒にさせて頂きたいと思います。
なお前回の可部線73系の記事はこちらからどうぞ。
まずは、実物の写真から…
クモハ73383他4連 横川にて
山陽本線ホームからのスナップ写真。先頭のクモハ73383はS46年に下十条から広島にやってきた車両です。写真では床下が黒く潰れていて分かりにくいですが、DT15(長穴)を履いています。アコモ改善工事(B工事)を受けている様で側面窓は1:2のアルミサッシ化されています。正面窓はHゴム化されておらず原形の面影を残していました。
上八木-中島間にて
太田川を渡る73系の4両編成。ここは可部線お約束の撮影ポイントですよね。広々とした河原が心地良かったような記憶があります。そしてこの場所、広島方面を向くと…
上八木-中島間にて
…この築堤となります。振り返ってパシャッみたいな、まさに一粒で二度美味しい的な撮影場所です。でも、ちょっとだけ走って移動したかも知れませんけど…(笑)。手前(一番右)のクハは車番が分かりませんが、台車がTR48を履いており300番台の初期車のようです。
横川-三滝間にて
可部線は横川を出発すると、横川派出所の横を通り、太田川に架るトラス橋を渡ります。ここで73系の4両編成を狙いました。
クハ79308?とクハ79466の並び 可部にて
どちらも同じ72系新製車グループのクハです。初期形(左)と後期形(右)では同じ形式に見えないほど進化していますね。左のクハ79308?は運転席窓下に丸型の関西通風器が取り付けてあります。右のクハ79466はS51年に三鷹からやってきた車両で、元山ゲタです。
クモハ73021他4連 三滝-横川間にて
この場所は春先に訪れれば、満開の桜を入れて撮ることのできるポイントでした。訪れたのは秋なので桜の花はありませんが、個人的には気に入っている写真です。因みに、右端の坂を下って行くとスーパーがあって、そこで弁当(パンだったかな…?)を買って待ち時間に食べたような記憶があります。
終わりに…
TOMIX73系可部線セットの入線報告です。いずれも写真は入線整備前の姿です。
クモハ73021とクハ79214 TOMIX 配属R5.9.30
ここまで可部線の73系の実物写真をモノクロで掲載して来ましたが、実際にはこのようなウグイス色(黄緑6号)にオレンジ色(黄カン色)の警戒色を纏ったカラーリングをしていました。
左のクモハ73021はS38年2月に近代化改造された車両で、運転席窓下に丸い関西型通風器を装備しているのが特徴です。正面の配管等が埋め込まれスッキリとした顔立ちをしています。右のクハ79214は63系由来の制御車で、元サモハ63456をS27年に制御車化した車両です。正面窓が3枚ともHゴム支持化されていない好ましい顔をしており、アコモ改善工事(B工事)を受けているため側面窓は1:2のアルミサッシになっています。なお正面サボ受けが別パーツで添付されています。
クモハ73027とクハ79466 TOMIX 配属R5.9.30
左のクモハ73027はS38年11月に近代化改造された車両です。021と同様に、運転席窓下に関西型通風器を備えており、正面の配管等が埋め込まれスッキリとした顔立ちをしています。021とは警戒色の塗分けが異なり、オレンジ部分の左右と屋根のRに沿ってウグイス色が回り込んでいます。右のクハ79466は先述したように山ゲタの一員でした。この101系のような顔をしたクハは、当時の広ヒロには446・466・501の3輌在籍していましたが、このうちプロトタイプの466は運行番号窓が黒Hゴム支持でした。模型でも黒Hゴム支持の運行番号窓や正面サボ受けが別パーツで添付されています。
今回は以上です。
本日もご訪問いただきまして、ありがとうございました。