KATO C11ゼブラ塗装 & ゆうマニ が入線しました | 趣味のNゲージと鉄道写真

趣味のNゲージと鉄道写真

「趣味のNゲージ鉄道模型」という名称で続けてきましたが、鉄道写真の記事を載せる機会が増えたことからブログ名を変更しました。
内容は自分への備忘記録が中心で、旧型車両の話題に偏る傾向があります。拙い内容ですが、ご覧頂ければ幸いです。

こんにちは。(^O^)/

 

東京ビッグサイトで開催された「鉄道模型コンテスト2017」に行ってきました。実は鉄道模型関連のイベントに行くのは初めてです。私が会場に着いたのは午前7時半過ぎでしたが、既に大勢の方々が並んでいらして、その人数の多さには驚きました。改めてこのイベントの人気の高さを知ったと同時に、果たして 「お目当てのもの」が手に入るのか、少し不安に・・・。(汗)

 

 

朝の東京ビッグサイト。この写真には写っていませんが、この裏に大勢の方々が並んでいました。

 

 

     

8時になると係の方の誘導で移動開始、その後、順番に受付が始まります。入場料は大人¥1,000也。

受付を済ませると、写真の入場券とKATOロゴ入りコンテナ1個、そして「お目当てのゆうマニ」の引き換え整理券が貰えます。「ゆうマニ」は1人5個までということだそうですが、私は1個だけにしました。

 

開始時刻頃になると、会場前の通路にはもの凄い行列が出来ていました。いったい何人くらいの方々が並んでいるのか、皆目見当もつきません・・・。

そして、やっと10時。入場開始です。まずは「もう一つのお目当てのもの」へ向かいます。それは・・・

 

 

【KATO C11ゼブラ塗装】

C11223 KATO 配属H29.8.5

KATO京都駅店特製品のC11ゼブラ塗装です。KATO京都駅店さんの公式Twitterで拝見してから、是非とも入線させたいと思っていた車両です。今回の「鉄道模型コンテスト2017」の会場でも販売するとのことで、京都駅店の販売ブースへ直行。黒山の人だかりでしたが無事に購入できました。 ナンバープレートは取り付け済みで 223号機にしましたが、番号に深い意味はなく、東日本(青森)で使われていた番号なのでこれにしました。実物がゼブラ塗装であったかどうかは分かりません。あくまでも「入換え機の雰囲気」ということで楽しみたいと思っています。

 

 

C11223 KATO 配属H29.8.5

ゼブラ塗装というと、好き嫌いがハッキリと分かれるアイテムかも知れませんね。S40年代のSLブームの頃は、警戒色に塗られた罐は嫌われたそうですが、私は個人的に、こういうマニアックな車両が大好きです。このカラーリングはセノハチのEF59を思い出させてくれます。

 

また、ゼブラ塗装のC11は、入換えに使われたというイメージが強いですが、ローカル線では貨物列車などを牽引する姿も見られました。私の知る範囲では、只見線、石巻線、樽見線などがあります。特に樽見線(現・樽見鉄道)では、大垣電車区所属のC11が、セメント列車を中心に貨物列車に使用されていた様で、重連も見受けられました。ここの罐は警戒色を纏ったものが多く、中にはスノープロウまで警戒色に塗られた罐もいました。電車区所属の機関車というのも面白いですね。

 

 

C11223 KATO 配属H29.8.5 公式側

デフの前隅にも警戒色が塗られています。また炭庫側の警戒色は側面にも回っています。前後の警戒色がとてもインパクトがあるので、そちらに目が行ってしまいがちですが、ランボード、キャブおよび炭庫底辺にも白ラインが入っています。

 

 

C11223 KATO 配属H29.8.5

走りについては、コアレスモーター及びFW搭載の動力ユニットに加えて、先輪と縦輪からも集電しているので、滑らかにとても良く走ります。音は静かなレベルで、良く過走します。ヘッドライトは前後とも進行方向側が点灯、明るさも良い感じと思います。なお、パワーパックはN-1001-CLを使用、個体差や私の主観もありますので、記載内容はあくまでも参考程度ということでお願いします。

 

 

ゼブラ塗装機とオリジナル機の正面の比較。

警戒色を纏っただけなのですが、かなり印象が変わりますね。223号機は右側のつかみ棒が曲がっていますね。これは後ほど調整することにしましょう。

 

 

ゼブラ塗装機とオリジナル機の炭庫側の比較。

こちら側は別物?というほど、印象が大きく変わりますね。ゼブラ塗装は、とにかく目立ちます。実物は煤で汚れてもう少し落ち着いた感じに見えたかも知れませんね。

 

 

そして、記念撮影・・・

223号機の方は、まだ入線整備前の状態です。入換え機としても使える様、近日中に正面・背面とも付属のナックルカプラーに交換する予定です。

 

 

さて、C11ゼブラ塗装をゲットした後、KATOのブースを覗いてみました。通路に面したところにトラ90000が飾ってあるのですが、よく見ると「緑の籠」の「網の部分」がシースルーに変更されていて、とても実感的になっています。今のところ、これはまだ試作品で、発売に関しては未定とのことでしたが、素晴らしい出来栄えでしたので、期待しようと思います。

続いて、「ゆうマニ」の購入に向かいます。こちらは整理券があるので安心です。

 

 

【KATO ゆうマニタイプ】

マニ502186 KATO 配属H29.8.5

今回の「鉄道模型コンテスト2017」の目玉とも言える、特製品「ゆうマニタイプ」です。インサート紙の色使いや文字の書体がやさしい感じがしますね。

 

 

マニ502186 KATO 配属H29.8.5

「ゆうマニタイプ」ということで、既発売のマニ50の色替え品です。したがって、屋根上機器、側面フィルター、荷物扉および窓の数、幌の有無などの再現はなされていません。でも結構それらしく見えるものですね。個人的にはいい感じと思います。

 

実車は、485系リゾートエクスプレスゆうが非電化区間に入線する際の電源車として、また双頭連結器を装備していることから配給回送の控え車として使用されたりします。

 

 

     

双頭連結器側の様子。(カプラーは片側が双頭連結器、反対側がアーノルドになっています)

密着連結器はフック有りのタイプです。テールライトはこちら側が点灯します。

 

     

アーノルドカプラー側の様子。連結器は両エンドともボディマウントです。所属表記は水スイです。

 

     

付属品類です。消灯スイッチ用のドライバー、交換用の双頭連結器・アーノルドカプラー、反射板が付属します。

 

 

このゆうマニ、うちの鉄道でも、控え車として使うことになりそうですが・・・ハテ? うちには配給回送される様な現代の車両ってあったかな~?

 

 

お目当てのものを2つとも手に入れることが出来たところで、お腹がすいてきました。お昼は会場内で駅弁販売がありましたのでそれを利用することに。買ったのは「みやぎ三陸黄金街道」という小ぶりなお弁当。うっかり写真を撮るのを忘れてしまいましたが、内容はご飯の上に、いくら、牡蠣煮、帆立照り焼き、鮭照り焼き、秋刀魚甘露煮、煮穴子、卵焼き、笹かまぼこが載っているというものです。いくらが載っていると豪華に見えますよね。(笑) 味も期待を裏切らない、とても美味しいお弁当でした。ただし小ぶりで量が少ないため、女性向きかも知れませんね。

 

昼食の後は、今回のコンテストの作品を見て回りました。どの作品も興味深く拝見させていただきましたが、各校ともいろいろと工夫を凝らしてあり、感心するものばかりです。中には、コンセプトから作り込みに至るまでプロ級の出来栄えの作品も見受けられ、もう趣味の枠を超えた立派な芸術であり一つの文化になっている、そんな風に思いました。同時に、未来ある多くの高校生に、この鉄道模型という一つの文化を継承していって貰い、後世に残したいとも感じた次第です。女子高の健闘にも驚きました。

参加校の皆さん、ご指導に当たられた顧問の先生方、本当にお疲れ様でした。(拍手)

 

今回の鉄道模型コンテスト、とても充実したイベントだったと思います。来年も見に来ようと思いました。

 

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

読者登録してね