仕事の辞め方 | ふーちゃんのブログ

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こんばんわひらめき

 

 

 

 

今日もさわやかな一日になりました晴れ

お店の営業のあと村の体操教室に久しぶりに参加できました。

よもぎ餅を朝からついてきてくださった方がいて、

帰ってから夫とペロッといただいてしまいました。

体操でエネルギーを消費した分、

いつもおやつで元に戻っているような気がします爆  笑あせる

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴木おさむ著ー2024年1月発行ー。

 

 

 

「立つ鳥跡を濁さず」。

引き際がいさぎよく、さわやかな様子を指すことわざ。

日本には引き際がよいことを称える文化が根付いてきた。

何らかの制約や葛藤から仕事を辞められないという方もいるだろう。

 

転職や仕事を始めるときの心得は様々な本で扱われてきた。

では、仕事を辞める時にはどんな準備をし、

何に取り組むとよいのか?

これまで語られてこなかったテーマに切り込んだ1冊。

著者は、数多くの人気番組を手掛けてきた放送作家。

森三中の大島美幸さんの夫。

 

 

 

 

なぜ仕事を辞めるのか

ベルこの本を書いた理由

鈴木氏は1992年から32年間放送作家をやってきた。

だが、この仕事を51歳で辞めることにした。

そのためには、かなりの勇気と決断が必要となる。

仕事を辞めることを各所に話し、

辞めた後のことを考えるうちに、

仕事を辞める際の参考になる本がほしいと思うようになった。

そこで、仕事の辞め方という本を書くことにしたのだ。

 

 

同い年の51歳の人を見ていると、

会社での勝ち負けが現れ始めている。

出世街道を突き進む人はごく少数だ。

会社での出世という概念に限ると、ほとんどが敗者になっていく。

 

 

出世を諦めた人は会社に対して割り切り、

やりがいを会社以外に求める。

もしくは、今の仕事を辞めて、ほかの会社に転職するか、

自分で会社を興すという道を選ぶ。

その挑戦がうまくいくいっている人とそうでない人では、

辞め方とそこまでの過程がかなり違っていると気づいた。

 

 

 

 

ベル自分の人生を「俯瞰で見る」

鈴木氏が大事にしているのは、自分の人生を俯瞰で見ることだ。

すると、自分の生き方が面白いかどうかがわかる。

 

 

鈴木氏は比較的人生を振り切って生きてきた。

 

 

19歳で上京してすぐ、放送作家になりたいと

お笑いのプロに飛び込んだ。

大学を中退し、この道一本にかけて放送作家家業に突き進んでいく。

仕事の調子がよくなってきた頃に、

親に多額の借金があることが発覚し、

7年間でその借金を1億円以上返済した。

返済後は、燃え尽き症候群のような状態へ。

その後は交際0日で今の妻と結婚し、

そこから本物の夫婦になっていった。

二度の流産と妻との妊活を経て子どもを授かり、

鈴木氏は1年間の育休をとることに。

鈴木氏は自分の人生が

起伏の激しいものであることを実感している。

 

 

生き方は一番の作品であるべきだ。

自分の動き方次第で、おもしろい作品が書けるはずである。

成功者は自ら大きく舵を切っていることが多い。

今の人生に満足していないのなら、

自ら大きく舵を切る必要がある。

その1つの方法が「仕事を辞める」ことだ。

 

 

 

ベル40代からソフト老害

老害とは何か。

それは、自分が老いたのに気づかず、

周りの若手の活躍を妨げることで生じる害悪である。

会社の意思決定権を持つ60代、70代が、

自分の意見を正義にしてごり押しをし、

若者が迷惑を被るパターンが多い。

 

 

ただ、実際には、40代から老害の加害者側に立っている人も多い。

40代になると、会社全体を考えて動くポジションになる。

会社のことを考えた発言自体が、

若い世代からはソフト老害になるケースもある。

 

 

たとえば、プロジェクトがうまくいっていないと、

上の人からはうまくやるようにと突かれる。

一方で、若い世代からは自由にやりたいと言われる。

40代の自分は、上の人たちとは違うふりをしつつも、

説得によって若者たちの方向性を変えようとする。

誰も傷つかないようにとバランスをとっているつもりだが、

これもソフト老害と言える。

 

 

もし自分が違うと思うなら、

その理由をオブラートに包まずはっきり伝えたほうがいい。

嫌われるの恐れてバランスを取るから、ソフト老害になるのだ。

鈴木氏はもし自分が若者だったら、

嫌われることを恐れない大人の方が

気持ちよく映るのではないかと考えている。

 

 

もちろん、必要悪とソフト老害は違う。

たとえば、お金やコンプライアンスに厳しくて部下に嫌われる人は、

会社にとって悪役を演じてくれる必要な存在なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたにも代わりはいる

ベルあなたが抜けたほうがいいかもしれない

自分の代わりは必ずいる。

自分がこの仕事を辞めたら大変なことになるという人を

見かけるが、意外とそんなことはない。

たとえ面倒を見ている後輩があなたに辞めないでと訴えたとしても、

その後輩にとっては、

あなたが辞めることはチャンスになる。

あなたが抜けた穴を補強しているうちに、

チームワークが改良する可能性だってある。

人は任されると、

能力が急に上がったり覚醒したりすることがあるからだ。

だから、能力が高い人がいなくなっても、どうにかなる。

 

 

 

ベル割り切ることも大切

自分の代わりはいないと思って働いている人は、

自分の代わりはいると思って働くとよい。

今の仕事や会社に対して割り切る思いを持つことで、

今の仕事がもっと好きになる可能性もある。

あるいは、自分の才能を今の会社以上に

評価してくれる人の存在に気づけるかもしれない。

割り切る思いを持つことで、

自分の仕事の位置づけを俯瞰で見ることができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワクワクしなくなったら仕事を辞める

ベルビジネスセックスレス

近藤麻理恵さんのベストセラー『人生がときめく片づけの魔法』によって、

鈴木氏の考え方が変わった。

家にある洋服を片づける際、ときめくかどうかで判断すると、

洋服がどんどん減っていき、肩の荷が降りた。

 

 

この判断軸は自分の仕事にこそ生きる。

大事なのは、これから10年、

今の仕事をしている自分にワクワクするかどうかだ。

ワクワクするためには、

手放さなくてはいけないものがある。

 

 

恋愛や夫婦においては、セックスレスになっても、

愛しい関係づくりはできる。

だが、仕事に対してのセックスレスはよくない。

仕事は基本的にしんどいものだが、

その中に一滴の興奮とワクワクがあるからがんばれる。

その興奮とワクワクが薄れることは、

ビジネスセックスレスであり、

これは辞めることを考えるサインでもある。

 

 

 

 

ベル緊張があることこそ最高の経験

鈴木氏は今の仕事は天職だと思っている。

32年間の仕事を振り返って、

嬉しかったことや感動したことはたくさんあった。

だが、楽しかったと思ったことは一度もなかった。

 

 

なぜ「楽しい」と思ってこなかったのか。

それは、鈴木氏が20年以上仕事をともにしてきたSMAPと

そのマネジメントをしていた飯島三智氏の存在が大きい。

飯島氏は若くておもしろい人を見抜くことに長けていた。

 

 

一方で、手を抜いた人をすぐに見抜くし、

厳しいオーダーもする。

鈴木氏は

自分の経験値では計算できない仕事も飛び込んでくるため、

緊張感を持ってがんばれた。

 

 

だが、最近になって、

とてつもない緊張感でやっていたときのスイッチが入り切らないようになる。

緊張感のある過程の中でエクスタシーが生み出されていたのに、

「この人にめちゃくちゃ褒められたい!」

ということが減ってしまったのだ。

 

 

大事なことは、日々のルーティーンにワクワクしているかを

チェックすることだ。

そうすれば人生は今より1.5倍~2倍は有意義なものになっていく。

 

 

つづく・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今のままでいいのだろうか」と疑問を抱く方や、

マンネリの兆しを感じている方への、

「引き際の美学」を提示されています。

 

あなたは今、ワクワクすることができていますか?

 

 

 

では、また明日^^

 

 

 

 

 

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