イライラ・不安・ストレスがおどろくほど軽くなる本 | ふーちゃんのブログ

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こんばんわひらめき

 

 

 

 

今日も強烈に寒いけど午後から研修があるので、

あまりに美しい空に誘われて午前中に散歩に行きました。

とんびじゃなくてサギが舞っています。

のどかで癒される風景でございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きている限りストレスとまったく無縁でいることはできない。

それぞれ自分なりのストレス解消法を持っているはずだが、

イライラしたときに「やりたくなること」や「ついやってしまうこと」は、

本当にストレス解消になっているだろうか。

この本で紹介されているのは、

人々が抱える悩みやストレスについて行われた数々の研究結果。

紹介されている手法はどれも簡単に取り入れることができる。

 

 

内藤誼人(ないとうよしひと)著ー2023年8月発行ー。

 

 

 

 

考え方ひとつで心は楽になる

ベルストレスを感じることは「心の筋トレ」になる

ストレスと無縁の生活を送りたい、と思う方もいるかもしれない。

しかしストレスを感じること自体は悪いことではない。

ほどほどのストレスは、ストレスへの「耐性」を成長させるからだ。

 

 

カリフォルニア大学のラリッサ・ドゥーリ―は、

過去6年以内に初期の乳がんと診断された122名の女性に対して、

がんに関する不安や悩みの度合いを尋ねる調査を行った。

すると、人生のさまざまな局面で

ほどほどのストレスを感じてきた人のほうが、

ストレスへの耐性があり、

乳がんにもさほど悩まないことがわかった。

 

 

ストレスから逃げ続けるだけでは、

耐性をつけることはできない。

ワクチン接種のように、弱い形のストレスを経験しておけば、

強いストレスにも耐えることができるようになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベル100点満点を目指さない

どんな試験でも、なかなか100点満点をとることはできない。

90点がとれる段階から、100点をとれるまでにするには、

相当の時間がかかる。

わずか10点の違いのために膨大な時間と労力が必要なのであれば、

「そもそも100点なんて取れなくともよい」と割り切ったほうがいい。

 

 

仕事でも、70点、80点でも「まぁ、いいか」と割り切ったほうが

ストレスを溜め込まずにすむ。

チューリッヒ大学のペトラ・ワーツは、

50名の健康な中年男性に、

完ぺき主義を測定する心理テストを受けてもらったあと、

就職面接のつもりで

カメラに向かって自己アピールしてもらう実験を行った。

 

 

この自己アピールは、ストレスを高めるためのものである。

自己アピール後の参加者の唾液に含まれるストレスホルモン(コルチゾール)

を測定してみると、

完ぺき主義の得点が高い人ほど、

ストレスを感じやすいことがわかった。

 

 

何事も完ぺきでなければと思う人は、ストレスをためやすい。

細かいことを気にし過ぎず、割り切って前に進むようにしたほうが、

ストレスフリーに生きていけるといえるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心の疲れを今すぐリセット

ベル観葉植物を眺める

職場の見えるところに観葉植物を置くのは、

ストレスを減らすよい方法である。

水やりなどの手間をかけたくない人には、

空気中の水分を勝手に吸収して成長してくれる

エアープランツがおススメだ。

気に入ったものをいくつか置いておき、

疲れたら眺めるだけでもかなり心が癒される。

 

 

ノルウェー生命科学大学のティナ・ブリングスリマークは、

ノルウェーにある3つの企業の社員に、

職場で見かけるインドアプランツの数や、

意識せずとも視界に入るかどうかなどを尋ねる調査を行った。

その結果、自分のそばにたくさん植物があるほど、

病欠が少なく、仕事の満足度も高いということが分かった。

この調査では、照明の明るさ、室温、騒音、仕事量なども考慮し、

それらの影響を除外してもなお、

職場のインドアプランツには癒しの効果があることが確認された。

 

 

植物があるだけで、

部屋の雰囲気はずいぶん変わる。

自分の机の端などに、

ちょっとした小さな植物を置いてみてはどうだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベル呼吸に集中して悩みを吹き飛ばす

何をしていてもクヨクヨとネガティブなことばかり頭に浮かんでしまうなら、

ブレス・カウンティングという方法を試してみてもらいたい。

これは、その名の通り、自分の呼吸に集中して、

息を吸って吐くたびに、

呼吸の数を数えるだけのシンプルな方法だ。

こんなことで

悩みが吹き飛ぶのかと疑問に思う人もいるかもしれない。

だが、これは間違いなく効果的なストレス解消法だ。

 

 

ウィスコンシン大学のダニエル・レヴィンソンは、

呼吸をするたびに1~9を数え、9まで行ったら1に戻るという

ブレス・カウンティングを実践してもらう実験を考え、

参加者を変えながら4回、のべ400名以上を対象に実施した。

これによって、被験者は余計なことに悩まなくなった

という結果を得ている。

 

 

私たちはひとつのことに集中すると、

他のことには意識が向かなくなる。

呼吸に集中していれば、

少なくともその間はネガティブなことを考えなくてすむ。

昔から禅の修行でも呼吸を数えるという方法が用いられてきた。

これは呼吸に集中すれば迷いは消えるという事実が、

経験的に知られていたということだろう。

 

 

 

つづく・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストレスから逃げてばかりいては、

耐性をつけることはできないそう。

弱い形のストレスを経験しておくことで、

強いストレスにも耐性ができるんですってよ。

 

 

呼吸をするたびに1~9を数え、9まで行ったら1に戻るという

ブレス・カウンティングはやってみようと思いました。

寒いのがねストレスですけど、これはどうにもなりませんわね。

あー、早く春にならないかしら。

 

 

 

では、また明日^^

 

 

 

 

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