若い人の意見を聞かない年寄りは、必ず失敗をする | ふーちゃんのブログ

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こんばんわひらめき
 
 
 
 
雨と風の強い一日になりました。

明朝の落ち葉掃きが大変だわと思ってましたが、

強風のおかげで吹き散らかされてました。
おばあちゃんの面会に行きました。
ビニール手袋をして、
ボード越しの面会でボディタッチは叶いませんでした。
目力が強く光っていて元気そうで安心しました。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
出口治明さんの「経験の差が結局、人生の差」のお話から。
 
 
 
「俺はこれまでの長い人生の中でいろいろな経験をしてきた。
だからなんでも知っている」ーーー。
人間の大きな欠点の1つは、年齢を経るに従い、
このような傲慢さが表に出てくるところにあります。
さらに始末に負えないのが、
「ロクに経験も積んでない若造が、えらそうなことを言うな!」
と若い人たちの意見に耳をかさず、
自分のやり方を押しつけようとすること。
 
 
 
このようなことを言う高齢者が増えた社会は、
終わりが見えているのではないでしょうか。
 
 
世の中はどんどん変化しています。
 
 
技術も文化も生活スタイルもどんどん変わっていきます。
そして、その最先端にいるのはたいていが若い人たちです。
 
 
 
たとえば、今や私たちの生活に欠かせないツールとなっているスマホ。
もっとも使いこなせているのは、やはり若い人たちです。
電車などで見ていると、
自分の体の一部のごとくスイスイと操作しています。
次々と登場する最新の技術も当たり前に使っています。
すごいものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いつまでも若々しくいたい、現役で仕事をし続けたい、
世の中への好奇心を失いたくないと思うのなら、
こうした新しい風潮を
若い人たちに教えてもらうことがとても大切だと思います。
彼らの言葉に耳を傾け、
この世の最先端の世界を理解していく必要があります。
 
 
 
それは、自分自身をいつまでも若々しく保つためだけではありません。
高齢者が若い人の意見を聞かず、自分たちの時代のやり方のまま
つき進んでしまうと、その社会はとんでもない方向に行きかねません。
 
 
そのような失敗は歴史上、いくらでもあります。
 
 
たとえば、
第二次世界大戦(太平洋戦争)における日本海軍の失敗例はその典型です。
 
 
 
当時の海軍には、日露戦争における日本海海戦(1905)での
成功体験が根強く残っていました。
これは、戦艦同士の戦い。
大きな戦艦と大きな大砲が日本に勝利をもたらしました。
そして、海軍の上層部は、いつまでもその成功体験によりかかっていた。
 
 
そこで、それから40年近くすぎて勃発した太平洋戦争でも、
巨大戦艦でアメリカと戦おうとしたのです。
 
 
ところが時代は大きく変わっていた。
当時はすでに飛行機と航空母艦の時代に入っていました。
 
 
 
もちろん、日本もそのことは十分認識していましたが、
アメリカはその最先端をいっていました。
しかも生産力がケタ違い。
今や時代遅れとなってしまった大型の戦艦では
まったく相手にならなかったのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
経験があるからといって、そこに驕ってはいけない。
傲慢になってはいけない。
しっかり若い人たちの新鮮な意見に耳を傾けなければいけない。
そうでなければ、経験はその成長をストップさせてしまう。
 
 
 
年を取れば、組織において
若い人をマネジメントする立場に置かれることが多くなりますね。
そして、現場の第一線を担っているのはたいてい若い人たちです。
その彼らの話をきちんと聞かないで、
どうやって組織をマネジメントするのでしょうか。
 
 
 
年齢の傲慢さは、許しがたい。
わたしは若い人に教えを乞える年寄りでありたいと思うのでした。
 
 
若い人の意見を聞かない年寄りが失敗をした場面に
遭遇することが続きましたのニヤニヤあせる
 
 
 
 
 
では、また明日^^