世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた | ふーちゃんのブログ

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こんばんわもみじ
 
 
 
 
野良仕事には絶好の気温なので、落ち葉を集めました。
畑に埋め堆肥にします。
食べちゃいたいほどのいい落ち葉です。
ギンモクセイがやっと花をつけいい匂いを放っています。
季節の移ろいに飽きることがありません。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
東京大学大学院で博士課程を修め、フランスの研究所に勤務。
高IQ集団、MENSAの会員でもある脳科学者・中野信子さん。
そんな中野さんが脳科学者としての視点から、
今まで出会った世界の「頭のいい人」たちについて、
その人となりや心がけ、行動、習慣などを紹介されている本、
中野信子著『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』
-2021年9月発行-。
 
 
 
 
世界の「頭のいい人」はどんな人か?
空気は読まない
空気を読み、周囲に合わせることを美徳とするのが日本の風潮。
一方で、世界で活躍する人には、
空気を読まない人が多いのも事実。
 
 
「自分の得意なものを把握して、苦手なことはやらない」
「周囲に自分を合わせるのではなく、周囲が自分に合わせるようにする」。
苦手な分野を克服しようとするのではなく、
自分の得意なところをさらに高めるための努力に徹する。
 
 
この方法は、いい結果につながりやすい。
自分の苦手な部分を他の人にお願いすると、
相手は「頼りにされた」と感じ、喜んで引き受けてくれることが多いものだ。
そして自分は得意なことに集中して能力をフルに発揮できる。
人間オールマイティになれることなんて、めったにない。
 
 
 
 
決まった儀式を行う
勉強や仕事をいきなり始めても、
なかなか調子が出てこないことがある。
そんなときは、自分なりの「儀式」を行ってから取りかかるようにするとよい。
コーヒーを入れてから、机の整理整頓をしてからなど、
ルーティンを決めてみよう。
やがてこの「儀式」によって、脳が勉強や仕事の準備を始めるようになる。
 
 
儀式を終えてもやる気が出なかったとしても、
ガマンして5分間だけやってみよう。
そうすると、脳が勉強モード、仕事モードに入り、
30分、1時間と続けられるようになる。
 
 
人間は、面倒なことでも一度始めてしまうと、
意外にすんなりと進められる生き物だ。
 
 
 
 
ニコニコしながら主張する
「アサーション・トレーニング」。
自分の意見を冷静に伝え、
かつ相手側の立場をも考慮したコミュニケーションを体得するための、
心理学を使った方法。
 
 
たとえばあなたが身に覚えのないことで怒られたとしよう。
ここで「逆ギレ」をして相手に攻撃的な態度をとったり、
何の罪もないのに謝ってしまったりするのは逆効果。
望ましいのは、「私はそのような覚えがないのだけど、
あなたからそう思われているので悲しい」などと、
相手を責めず、自分を落すこともせずに、
自分の素直な気持ちを伝えるコミュニケーションである。
 
 
 
ここでのポイントは、
「『あなた』はなぜそう思うの?」などと相手を主語に置くのではなく、
「『私』はそう思われて悲しい」のように、
「私」を主語にすることだ。
 
 
アサーティブ(誠実で対等)に主張できれば、
相手との関係を悪くしたり、
マイナスな気持ちを溜め込んだりすることなく、
良好な関係を築くことができるだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
世界の「頭のいい人」が心がけていること
適度なストレスを与える
人間の記憶や知覚のパフォーマンスは、
極端にストレスが少ない場合と、
逆に過度なプレッシャーによりストレスにさらされている場合に低下する。
 
 
一方で、適度なストレスは学習パフォーマンスを最高レベルに高めてくれる。
〆切前日にものすごい集中力で仕事が進んだ・・・
そんな経験をしたことがある人もいるはず。
 
 
 
ライバルを見つける
人間の脳は、大量にエネルギーを消費する「ずっと戦っている状態」に
耐えられるようには作られていない。
そのためすぐに休もうとするが、
休み過ぎると今度は戦えない脳になってしまう。
 
 
 
このことからもわかるように、
人間はともに強くなる相手が居なければ慢心し、
だらけてしまうものだ。
上手に脳を戦わせるために、
自分を高めてくれる最高のライバルを見つけよう。
 
 
もし誰かからライバル視されることがあれば、光栄なことだ。
相手に足を引っ張られるなど、辛いこともあるだろうが、
それを経てどんどん力がついていく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
世界の「頭のいい人」のスケジュールの立て方
やらないことリストをつくる
「目標達成までの制限時間を設けること」。
すると、自動的に「やるべきこと」が明確になり、
あとはそれを実行していくのみとなる。
 
 
「やるべきこと」だけでなく、
「やらないこと」も明確にする。
期限のある目標を達成するためには、
「やること」の数を可能な限り減らして、
余った時間・労力を「やるべきこと」にあてなければならない。
 
 
「やること」をどんどん増やしてしまうと、
結局挫折してしまうこととなりかねない。
そうした事態を防ぐためには、
「やるべきこと」「やらないこと」のチェックリストを作って、
一日の終わりにチェックしてみるといいだろう。
目標達成に必要ない行動は、どんどん削り取っていこう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
世界の「頭のいい人」の自己分析と自己改良
飽きっぽいことを知っている
何かに飽きたらすぐ別のことに目を向けて、
やる気の盛り上がった最高の状態で物事にあたるようにしよう。
 
 
脳は1つの刺激にすぐに慣れてしまい、飽きるという性質を持っている。
この性質を利用すれば、
一つひとつの物事に新鮮な気持ちで取り組めるのだ。
 
 
 
 
世界の「頭のいい人」に近づくために
集中力を身につけない
自分は飽きっぽいから集中力が身につかなくても仕方がない、
そう思い込んでいる人はまず、
「集中力を身につける」という発想を捨ててみよう。
 
 
 
脳は、環境を整えてやると自然と集中するようにできている。
そのため、「集中力をつける」ことに力を注ぐよりも、
脳が集中しやすい環境を作るほうが簡単で効果的。
 
 
集中しやすい環境をつくるには、
目や耳から入る情報を排除するといい。
音楽やテレビなどを消して静かな場所に身を置いたり、
作業の妨げにならない程度の色付きメガネなどをかけたりするのがいいだろう。
 
 
 
作業の途中で邪魔が入らないようにしておくことも大切。
メールが届き、返信に1分しかかからなかったとしても、
集中力が回復するまでにはさらに多くの時間を要する。
「メールチェックは朝・昼の2回のみ」などとルール化してみてはどうだろうか。
 
 
 
その他、服装や部屋の空調、椅子の座り心地などの快適さも重要だ。
著者は香りにも気を配っており、
作業時にはお気に入りの香水を身につけている。
 
 
 
感情をふるわせて覚える
人間がずっと覚えている記憶には、
言葉にできる記憶である{陳述的記憶」と、
言葉にできない「非陳述的記憶」がある。
「陳述的記憶」はさらに「意味記憶」と「エピソード記憶」に分けられる。
前者は知識としての記憶で、感情の動きは伴わない。
後者は経験した記憶のことであり、情緒が伴う場合がある。
 
 
受験などの筆記試験で必要とされるのは「陳述的記憶」。
京都大学卒のお笑い芸人である宇治原史規さんは、
「暗記は、感情を伴う形で覚えるといい」という。
歴史の勉強をするときは、
「すごいなぁ~」「怖いなぁ~」などと思ったことを口に出して読むと、
覚えやすくなる。
これは、脳にある長期記憶形成を司る「海馬」が、
生存に必要な知識を優先的に記憶する機能を備えているためだ。
 
 
 
心の動きを伴ったエピソード記憶は、
より記憶されやすく思い出しやすい。
感情といっしょに知識を記憶して、
海馬にそれを大事なものだと判断してもらうためのテクニックである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
じつは本当に「頭のいい人」は、
自分の力を過信せずに、つねに貪欲に上を目指している人たち。
欠点さえもプラスに転じさせることができるだけでなく、
人間らしさも持ち合わせているから、
周囲との良好な関係を築いていけるのでしょう。
 
 
 
・みんなを上手に褒められる。
・グチをまったく言わない。
・流れ星に願いごとが必ずできる。
などなど・・・
 
 
 
興味深い習慣が書かれていました。
今からでも頭のいい人になれるような気になりました。
 
 
 
では、また明日^^
 
 
 
 
 
脳科学的に正しい31の習慣が紹介されています。
自分を高めたいと思っている方は、
自分の個性を理解し、伸ばすためのヒントになると思います。