13本顔 | ふーちゃんのブログ

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私のブログは、離れて暮らす子どもたちと孫たちに向けて書いています。

こんばんわ星空
 
 
 
 
 
岡山県の緊急事態宣言が終わり、
今日からカフェディパッセロの営業を始めました。
常連のお客さまが今日に焦点を合わせてお越しくださいました。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
以前にも書かせていただきました、
小林正観さんの「13本顔に変われば、多くの友人が支えてくれる」
のお話からです。
 
 
 
人間の顔には、左右30本ずつ、合計60本の筋肉があるといわれています。
そして笑顔になったときは「13本」の筋肉を使い、
「あの人、本当に嫌な人ね」
「先日、こんなに嫌なことがあった」と不平不満を言うときには、
「47本の」筋肉を使っているそうです。
 
 
 
いつもニコニコしている人は「13本顔」に、
いつも不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言っていると、
「47本顔」になります。
「47本顔」の人が、「喜ばれる顔」になろうとしても、時間がかかります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イタリアには、
子どもたちに言い聞かせている「伝説の寓話」があると聞いたことがあり、
確か、こんな話だったと思います。(史実とは違う「寓話」です)
 
 
 
 
 
レオナルド・ダ・ヴィンチが「最後の晩餐」を描くとき、
最初に取りかかったのは、キリストです。
街に出て、公園を歩いていたときに、
「目が澄んで、肌がキレイで、すがすがしい好青年」がいた。
その人に「モデルになってください」と声をかけ、キリストの絵を描いたそうです。
 
 
 
 
それからひとりずつ弟子を描いていって、最後に残ったのが、裏切り者のユダです。
「最後の晩餐」には13人が描かれています。
描きはじめてから最初の数年で
キリストと11人の弟子を描くことができたのの、
ユダだけが思うように描けず、ダ・ビンチは3年以上苦しんだそうです。
 
 
 
 
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そんなとき、薄暗い酒場の片隅に、ひとりの男性を見つけました。
人生の悲哀、裏切り、憎しみ、妬みを全身に背負っているような男でした。
 
 
 
ダ・ビンチはこの男に近づき、
「モデル料を払うから、何時間か私のために時間をくれないか」と声をかけた。
男は、「いいですよ。もう、どうせ俺の時間なんか、誰も必要としてないし」
と返事をし、モデルになったのです。
 
 
 
 
 
ダ・ビンチが絵を描き終えたとき、
モデルの男の目から涙が溢れてきたそうです。
 
 
 
 
「なぜ、泣いているのですか?
感動して泣いたのですか?」
ダ・ビンチが尋ねると、男は、こう答えた。
 
 
 
 
 
「あなたは、私を忘れたのですか?
3年前に、あなたは私をモデルにして『キリスト』を描いた。
3年たって、もう一度あなたから声をかけられ、
今度は誰のモデルになるのかと思ったら、裏切り者のユダだった。
これが泣かずにおられようか・・・・・・」
 
 
 
 
 
フィレンツェで見られる「最後の晩餐」シリーズ。イエスやユダの見分け方は? | フィレンツェガイド.net | 最後の晩餐, ユダ, ジョット
 
 
 
 
 
いつもニコニコしている人は「13本顔」に、
いつも不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言っていると、
「47本顔」になります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「47本顔」になりかけたときに、
「13本顔」の女子ばかりにお越しいただきました。
人を励ますのは人ですね。
 
今日は夏至です。
いよいよ本格的な夏がやって来ますね。
自分の顔には責任をもって生きて行きたいと思います。
13本顔でいるように。
 
 
 
 
では、また明日^^