とにかくやってみる | ふーちゃんのブログ

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私のブログは、離れて暮らす子どもたちと孫たちに向けて書いています。

こんばんわ新月

 

 

 

 

昨日の

一億三千万人のための『論語』教室

つづきです。

 

 

 

 

 

とにかくやってみる

弟子の子貢が、知識人に最も大切なことは何かとたずねたときに孔子は、

「先ず行え。其の言は而る後にこれに従う」と答えている。

 

 

ベル(大切なことは、とにかく、なんでもやってみることである。

考えるのはあとでいいのだ。

考えるのは誰もが得意なので、あとで十分。

まちがってもいい。

とにかく行動に出てみる。)

 

 

 

また孔子は、

「君子は博く文を学び、これを約するに礼を以てすれば、亦た以て畔かざるべし」

とも述べている。

 

 

ベル(つまり、まずは多くを知識または言葉として学び、その上でなにかをやってみるのだ。

この実践または行動が伴ってこそ、初めて学ぶということを知るのである。)

 

 

 

 

若者に必要なのは高性能なアンテナ

「ぼくも早く仕事をして、給料をもらえる生活をしたいんですが、どうしたらいいでしょうか」

と弟子が孔子に就職相談に行ったところ、孔子は次のように答えた。

 

ベル(若いころにすべきことは、見聞を広めることである。

まずは、あらゆるところに出かけて、耳を澄まして、あらゆる言葉を吸収すること。

つまり、若者に必要なのは高性能なアンテナなのである。

そうして得たものの中から、これは確かだと感じるものを選んで、

それを自分の言葉として使ってみる。

そうすれば「あいつは何を言っているんだ」などと言われることはない。

 

もちろん、おかしな電波も混じっている。

そういうものは捨てて、これは役に立つことだ、と思えるものを自分でやってみること。

そうすれば、変なことをしてあとで悔むこともない。)

 

 

このように、言葉を広く採集して、じっくりと選んで自分のものにできれば、

仕事なんて向こうのほうからやってくる。

 

 

 

 

何かをやってみるときは3人で

孔子はまた、

「三人行えば、必ず我が師あり。

其の善き者を択んでこれに従い、其の善からざる者にしてはこれを改たむ」

と述べている。

 

 

ベル(3人もいるとみんなやり方が違うため、1人でとりかかる時とは違う視点を手に入れることができる。

ある人は自分よりも上手にこなし、ある人は考えられないようなひどいやり方をする。

どちらにしても、最高のお手本になってくれるのだ。)

 

 

 

 

ことばの理解

人間の究極の目標

『論語』の最後は、

「子曰く、命を知らざれば、以て君子と為すなきなり。

礼を知らざれば、以て立つなきなり。

言を知らざれば、以て人を知るなきなり」

としめくくられている。

 

 

ベル(天が命じる使命を知らなければ君子とは言えない。

の本質を知らなければ、真に独立した個人とは呼べない。

ことばというものを理解しなければ、本当に人間を理解することはできない。)

 

 

孔子がたどりついた最後の結論は、「ことば」であった。

ことばを理解すること、それこそが、人間の究極の目標であった。

『論語』を読み終えてみると、これが簡単なことではないことはわかってもらえるだろう。

 

 

 

 

 

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「何かをやってみるときは3人で」。

今日もカフェディパッセロにはお客さまがありました。

コロナのせいで介護もしているバイトさんをお願いするのも気が引けているところですが、

彼女が加わって3人で仕事をするととっても楽しくスムーズに働くことができるのです。

 

空気が和やかになります。

違う視点って大切だと実感します。

 

 

論語って読めば読むほど奥が深いです。

 

何事もおろそかにせず、寛容で、他人から信頼され、

ときには直感で動き、ケチケチせずに人に恵むこと。

 

 

心がけたい論語の「仁」です。

 

 

 

 

 

では、また明日^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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豪雨災害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。

雨が上がって大きな虹がかかりますように。

駅でピアノを弾く91歳の男性に・・・

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