大人の学び直し | ふーちゃんのブログ

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ご訪問ありがとうございます。
私のブログは、離れて暮らす子どもたちと孫たちに向けて書いています。

こんばんわ雨
 
 
 
お店や母屋のスーパーイワダレソウグラピアが咲き始めました。
カフェディパッセロは超高齢者はご遠慮いただいて、
ご予約のお電話が鳴り始めましたのでお近くの方だけで再開しました。
「ホンマにこの時期に来るの目?」とか言える関係の方だけ、
お越しになっています。
 
 
 
 

 
 
 
 
わたしよりちょっとお姉さんの女優・秋吉久美子さんは、
18歳で実力派女優として活躍され、
2007年9月の53歳のときに一念発起して早稲田大学大学院に入学されます。
もともと哲学と文化人類学に関心があったそうで、
知人の教授のアドバイスを受けこの2つの学問を含むという
公共経営研究科を選択。
 
たとえば、ある公営の公園が荒廃していて、
無駄な空間になっているとします。
そこでどのようにすればこの空間が活性化され、
子どもたちの幸せにつながるのか、
さらにはここを災害時の逃げ場所にできないだろうか、
といったことを考えていく学問だそうです。
 
公共経営学を学んだことに意味があったと実感したのは、
卒業後しばらくして東日本大震災が起きたときだそうです。
自分にゆかりのある福島県も被災したので、
もしも大学院で学ぶ前の自分だったら感情に流されて混乱するだけだった。
 
公共経営学を学んだおかげで、
「今、自分にやれることは何か、どう動けばいいか」
と冷静に考えて行動に移すことができた。
軟体動物だった自分に、しっかりとした背骨ができたというイメージ。
 
 
とはいえ、この学問は奥が深くて研究論文に悩んだこともしばしば。
そんなとき、秋吉さんの力になってくれたのは子どもより若いゼミの仲間。
 
「あそこの図書館に行けば、いい資料があるよ」
「あの教授ならいい提案をしてくれると思うよ」
という情報を惜しみなく与えてくれたといいます。
 
そこには足の引っ張り合いだとか、
誰が上で誰が下だとかいうものはなく、
そういう世界をさんざん見て来た秋吉さんにとっては、
新鮮な驚きだったとか。
 
その頃、よくみんなに言われたのは、
「お仕事をしながら大学院に通うのは疲れるでしょう?」。
しかしそれは逆で、むしろ大学に行くと気持ちが楽になり、
頭もさえて仕事の疲れも吹っ飛んだ。
 
なぜなら、芸能界は自分のすべてを絞り出して表現し、
消耗しながら他者に「与えていく」世界。
それに対し、大学ではいろいろな知識や情報を「与えてもらえる」立場。
自分自身が膨らんでいくのがうれしくて、充実感で満たされていた。
 
 
大学院の学友たちの年齢層は幅広く、
大学を卒業したばかりの人もいれば、
50代以上の方々もたくさんおられて
仕事を持ちながら勉学に励む方も大勢おられたそうです。
 
 
 
〈大人の学び直し=リカレント教育〉
義務教育や基礎教育を終えて労働に従事するようになってからも、
教育機関に戻って学ぶことができる教育システムのこと。
次世代の学び方として注目されています。
 
・社会人特別入学者選抜
・夜間部・昼夜開講制
・科目等履修生制度
・大学の公開講座
・サテライト教室
・教育給付金制度
・聴講生・研究生
 
 
大切なのは何をどう学び、社会にどう活かすか。
 
 
 
 
 
 
 
・・・と、今日も井の中にはおらず物干しざおにいる蛙と、
大海は知らずとも空の青さは知ってるよねとか励まし合いながら、
季節の良さを感じたのでありました。
 
 
 
では、また明日^^
 
 
 
 

 

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アップ

朝ドラ「エール」でもいよいよ今週は、

古関裕而さん作曲のこの歌が流れますでしょうか。

古関さんの曲でわたしが励まされるのは、

栄冠は君に輝くhttps://www.youtube.com/watch?v=A3pd2U_6Fxk です拍手