こんばんわ
ゴールデンウイークが明けました。
子どもたちや社会人の人たちと同じように、
カフェディパッセロも開店し、見守り隊の任務も始動しました。
夕方、夕日の沈む前に、ジャガイモの芽かきをしました。
(いいジャガイモを育てるために、3本残してあとは摘んでいく作業です)
小林正観さんが、2004年に出版されておられる本を思い出しました。
天才たちの共通項 子育てしない子育て論 (「笑顔と元気の玉手箱」シリーズ)
2,052円
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それからずいぶん後の、2011年の
小林正観著 『楽しい子育て孫育て』
ー子供は誰もが100%天才で生まれてきますー
「はじめに」の部分から
手塚治虫さんとか美空ひばりさんとか、チャップリンさんなど、
みんなから天才と言われたような人を選び出して、
彼らのもつ共通項を探った内容です。
その共通項とは、「同じタイプの母親がいた」ということでした。
「同じタイプの母親」とは、どういう人なのか。
ひとことで言うと、
「子どもを自分の思うようにしなかった母親」だそうです。
先日、わたしは子育ては大変だと書きました。
が、子育ては、けっして難しいことではありません。
子育ての本質は、「育てないこと」。
本当の子育てとは、子育てをしないことらしいのです。
子育てをしない、と言っても、必要な愛情をかけないとか、
養育をしない、といったネグレクトのことではありません。
小林さんの言うところの「子育てをしない」というのは、
子どもを育てていくに際して、
「この子を自分の思い通りにしよう」としないことを言います。
天才を育てた母親たちは、
「あなたはあなたのままでいいのよ」という態度を貫き通しました。
すべての子どもは、誰もが「100%天才」で生まれ、
育っていくものと思われます。
しかし、その天才の芽を摘んでしまうのは、実は母親なのです。
あれがいけない、それはダメ、そうしてはいけない、などなど・・・。
常識的な線引きで天才の芽を摘み取ってしまう。
特に、親の方に強い思いがある場合は、なおさらです。
「こういう子どもに育てたい」
と思ったところから、子どもの特徴や特質を全部削ぎ落してしまうのです。
その結果として、子どもは普通の子どもにしかならない。
普通の子どもでも、決して悪いことではないのですが、
実は親としては「もともと天才として生まれてきた子ども」に対して、
「申し訳ない」という感じがあるわけです。
天才として生まれてきた子どもを、
関わり過ぎることによって天才の芽を摘んでいる。
ここに気づいて欲しいと思います。
同じように植えたジャガイモ。
元気よく芽を出したもの、芽は出たものの小さいもの。
人間も同じだなと思いながら、芽かきをしました。
どれを切り取ろうかと、せっかく育った芽にハサミを入れるのはつらいです。
切り取った葉っぱをおひたしにできたらいいのにな。
では、また明日^^
楽しい子育て孫育て
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今日からは、子供に対して
「あなたはあなたのままでいい」
「あなたがどういう人であっても、
お母さんはあなたを愛し続けるからね」
という気持ちで接してみてください。
きっと、子供が変わっていくと思います。
(本書第2章より)