[夏の体調不良]冷たいものを食べるほど熱くなっていく?
暑い日が続いて、アイスクリームやかき氷など冷たいものばかり食べていませんか?
夏の体調不良として多い症状「足は冷えが強く、頭はのぼせてツライ」という患者さんは100%冷たいものをよく食べているそうです。
千葉大学医学部附属病院 並木先生の雑誌記事より
※体調不良や冷え性がなければ、アイスクリームや果物などを食べても良いそうです。
冷たいものを食べると体調不良になる原因とは?
【人間の身体のしくみ】
人間は常に体温を一定に保つことで
生命維持をしている
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冷たいものを食べて胃が冷えると、
胃の温度を元に戻そうとする
・胃を温めるために心臓からの血液を胃へ流そうとする
・心臓から送り出された血液の1/3は脳へ行くことになっている
・心臓からの血液は「脳」と「冷えた胃」を優先して送られる。血液は限られているので「体は足の方へ流れる血の量を絞る」
↓
下半身は冷え、
上半身は熱く感じる
状態になる
↓
熱く感じるから、また冷たいものを食べる…
この冷たいものを食べて、
身体が熱くなる状態が繰り返されると、
体は胃を冷やされることを恐れ、
冷たいものを食べていないときでも
上半身を温めようとする
=冷えのぼせが起きるパターン
いつも体調の良い人は身体を冷やさない?
キレイな女優さんやモデルさんは、
「常温もしくは温かい飲み物(食べ物)しか摂らない」
と公言している方が多いのも納得。
暑い日が続くと
ふわふわのかき氷店、
アイスクリーム屋さんが大人気になります。
冷たい食べ物を食べた日は
温かいスープを飲んだり
熱い鍋を食べたり、
身体を労わると良いのかなぁ…と感じました。